年賀状の宛名の書き方 家族に子供がいる場合はどう書く？
年賀状を書くとき、相手方の家族に子供がいた時、
宛名はどうやって書くのがいいのでしょうか？
一度もあったことのないお子さんの名前でも
書いた方がいいのか、書かなくてもいいのか？
マナー的に見て、どの方法が一番いいのかということを
わかりやすく解説していきます。
年賀状の宛名の書き方 家族に子供がいる場合はどう書く？
自分も経験ありますが、友人に年賀状を出すとき、
お子さんがいる場合は宛名に書くべきかどうか
悩んじゃうんですよね。
友人の名前と、奥さんの名前は書くとしても、
子供までは・・・どうなんだろう？
僕の場合、最初に友人と知り合ったころは
彼らに子供がいることを知らなかったんです。
なので、年賀状は夫婦の連名だけで出していました。
ところが、しばらく付き合っているうちに、娘さんが
いることがわかり、娘さんとも仕事上、お付き合い
することが増えてきたんですね。
それからは、ご夫婦の名前の隣に
娘さんの名前も一緒に書くようにしました。
で、後から知ったんですが、実は友達夫婦には
もう一人息子さんがいたんです。
その息子さんも成長し、家業を継ぐことになり、
娘さん同様に顔を合わす機会が増えてきました。
そこで年賀状を出すときに、ふと考えたんです。
息子さんの名前も書くと、年賀状に
4人の名前を書くことになります。
「宛名が4人も並ぶと、見づらいんじゃないかな？」って。
実際に書いてみると、
- 右端に相手の住所
- 中央に4人の名前
- 左側に自分の住所
となると、ゴチャゴチャして非常に
見づらくなってしまったんですよね。
マナー的に子供の名前を年賀状に書くべきなのかどうか？
ということについて説明していきます。
子供の名前は書いた方がいいの？
宛名に子供の名前を書くかどうかは、
お子さんや友人との関係性が関係しています。
お子さんと実際に会ったことがある、遊んだことがある
場合は書いた方が喜ばれます。
その際、幼稚園までは「○○君、○○ちゃん」と
書いても大丈夫です。
小学生になったら、大人と同じように「○○様」
と書いてあげるようにしましょう。
年賀状に自分の名前が書いてあると、お子さんも、
自分が大人になったような気がして喜んでくれます。
お子さんが１人の場合ならば、ご夫婦の
名前の横に書きましょう。
ただ、先ほども書きましたが、お子さんが2人以上いる場合は、
全員分の名前書くと見づらくなってしまうし、
字が小さくなってしまいます。
そんな場合は、「○○家御一同様」と書くことをお勧めします。
この表現はマナー的には問題ありません。
逆に、お子さんがいるということを知っていても、
直接的な面識がない場合は省略しても大丈夫です。
例えば、会社の上司や取引先に年賀状を出すときは
実際のお付き合いが薄い場合が多く、お子さんと面識が
あるケースはほとんどありません。
自分が年賀状をもらう立場になると、あまり面識の
無い人からもらった年賀状に、家族全員の名前が
書いてあると違和感を感じてしまいます。
ですので、子供の名前を書くかどうかは、
実際に会ったことがあるか、面識があるかどうか？
で判別していきましょう。
子供宛に別に年賀状を書くのはＯＫ？
お子さんが大きくなってきたら、
家族とは別に年賀状を出すのもマナー違反ではありません。
もちろん、これも直接的な面識がある場合に限ります。
これは子供がある程度の年齢になって、年賀状の意味が
少し理解できる年になってからにしましょう。
少なくとも小学生になってからですね。
自分宛てに来た年賀状を見ると、大人に一歩近づいた気がして
子供も嬉しい物なんですよ。
裏面に書くのもあり
表の宛名には「○○家御一同様」と書いて、裏面に
お子さんの名前を書く方法もあります。
裏に一言添える際に、
「○○君、△△ちゃん、今年もたくさん遊ぼうね」
と書くとよいでしょう。
まとめ
年賀状の宛名は、子供がいる場合、書くかどうかは
相手との関係性と人数によります。
お付き合いがあり、お子さんが一人の場合なら
書いてあげましょう。
二人以上の場合は「○○家御一同様」とかくと、
見栄えがすっきりします。
お付き合いのあるお子さんが小学生以上になった場合は、
夫婦とは別にお子さん宛の年賀状を書くと喜ばれます。
お子さんとの面識が全くない場合は、お子さんがいることを
知っていたとしても、宛名に書く必要はありません。
※年賀状の書き方に関する記事はこちらにまとめています。
年賀状 年賀状の書き方に関する一覧まとめ
