塩の賞味期限は何年?開封したら?保存容器で固まらないのはコレ!

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塩は毎日少しずつ使っていてもなかなか使い切りません。我が家の塩も2年は同じものを使っています。

ところで食べ物には賞味期限がありますよね。じゃあ塩はどうなのでしょうか?もしかして賞味期限が過ぎちゃってる!?

この記事では、

  • 塩の賞味期限は何年あるの?
  • 塩の賞味期限は開封後はどうなる?短くなる?
  • 塩の保存容器で固まらないのはコレ!
  • 塩が固まらない方法とは?
  • 塩が固まってしまった時の対処法

ということを紹介していきます。

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塩の賞味期限は何年あるの?

塩は昔から保存剤として使われてきました。食べ物を保存する際には欠かせません。なぜ保存剤として有効なのか?というと、塩は塩分濃度が高く、水分がほとんどないため微生物が生存できない環境だからです。

賞味期限というのは食べものがカビたり腐ったりしてしまうまでの期限のことを言います。その原因となるのが微生物です。微生物が生存できないということは、カビが生えることも腐ることもないということです。

また、塩は化学的に見ても非常に安定した物質なので、常温に置いてある限り変質することもありません。

塩に関しては国はこのような見解を示しています。

農林水産省が発表した告示第513号第3条7項

塩は品質の変化が極めて小さいものとし、賞味期限および保存方法を省略することができる

塩には賞味期限を記載しなくてもよい、と国が認めているのです。

以上の事から「塩には賞味期限が無い」ことになります。

ただ、長期間保管していると空気中の湿気と結合し少しずつ固まってきます。固まっても安全性には何も問題はないのですが、砕いて使う必要があります。

塩の賞味期限は開封後はどうなる?短くなる?

塩は開封しても賞味期限が変わることはありません。一般的に購入したらビニール袋から出して、塩入れ容器に移し替えて使いますが、このように開封して空気と触れたりしても賞味期限が短くなることはありません。開封してもしなくても塩には賞味期限はないのです。

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塩の保存容器で固まらないのはコレ!

塩は水を吸収する性質があるため、湿気のある場所に置いておくと水分を含んで固まってしまいます。固まってしまうと砕く必要が出てきて、面倒で手間ですよね。そんな手間を省くために”塩が固まりにくい容器”も販売されています↓

これは湿度調整にすぐれた素焼きのツボで出来ています。素焼きには小さな気泡がたくさん含まれているため通気性が非常によく、湿気を抜いて容器内を常に乾燥した状態に保つことができます。乾燥した状態が維持できるので、塩が固まりにくくなるのです。

塩が固まらない方法とは?

塩が固まらないようにするには、乾燥している場所がよいです。どこかと言うと「冷凍庫」です。冷凍庫に保管しておけばいつでもサラサラな状態に保つことができます。

塩が固まってしまった時の対処法

固まりにくい容器を使っても「完全に固まらない」とは言い切れません。どうしても少しは固まってしまうんです。私は固まった塩はフォークを刺して砕いているんですが非常に骨が折れます。

固まる原因は湿気なので、その水分を飛ばしてやればいいのです。その方法は2つ

  1. フライパンで炒る
  2. 電子レンジで温める

1・フライパンで炒る

油をひかずに、フライパンに固まった塩を入れて炒めましょう。弱火で炒めていると次第にサラサラになっていきます。

2・電子レンジで温める

塩を電子レンジ可の容器に移し、ラップをかけずに2分ほどチンします。これで塩に含まれていた水分が飛ばされて、サラサラになります。プラスティックの容器では溶けてしまう恐れがあるため、耐熱容器に移すことを忘れずに。

まとめ

塩の賞味期限と固まってしまったときの対処法について解説してきました。塩には賞味期限が無いということがわかりましたね。固まってしまった場合は電子レンジでチンすればサラサラになります。固まりにくい容器も販売されていますので合わせて使ってみてくださいね。

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