お歳暮をやめる時のマナー。上司に失礼の無い手紙の書き方

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我が家もそうですが、年末には毎年欠かさず「お歳暮」を送っています。

ですが近年はかなり整理して、上司へお歳暮を贈るのをやめました

 

今思えば、何も考えず10年近くもお歳暮を出し続けていたんですね。

ちょっともったいなかったかなって気がします。

お歳暮をやめる方法と、上司に失礼のないような手紙の書き方

ご紹介していきます。

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お歳暮をやめる時のマナー

付き合いでだらだらと続けてしまっているお歳暮。

一定期間送り続けた上司にはもうやめてみませんか?

 

やめる時のマナーはできるだけ「気配りをする」ことが大事です。

相手になるべく不快な思いをさせないようにやめる必要があります。

 

その方法は、

  • お歳暮は送らずに、年末の挨拶状を送ります(年賀状や寒中見舞いとは別に)
  • 品物が届いたら、お断りを書いた丁寧なお礼状を送ります。

 

お礼状には「これからはお気遣いなく」という

内容の文章を書いておくと良いでしょう(詳しい例文は後ほど)

 

もともとお歳暮の起源をたどれば、お歳暮とは「先祖への供え物」でした。

それが時代とともに変わっていき、今ではお世話になった人への

感謝の気持ちを表す贈り物になったんですね。

なので、付き合いがあるというだけで送るのは、

本来の意味からはずれている気がします。

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お歳暮を徐々にやめる方法

いきなりやめるのではなく、徐々にやめていく方法もあります

それは「不定期の贈り物に変える作戦」です。

 

例えば、旅行の際に行った土地でのおみやげを買ってきて渡します。

そしてお歳暮は贈らない。

これを何度か繰り返していき、

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徐々にフェードアウトしていくという方法です。

 

この方法では上司に「お歳暮やめますから」と伝える必要はないので、

変に気を使う必要はありませんね(時間はかかりますけどね)

 

 お歳暮をやめるのは上司に失礼?

最近の世の中の風潮としては

「お歳暮は控えましょう」という空気があります。

会社によってはお歳暮を贈ることをあらかじめ

禁止しているところもあるようです。

 

お歳暮は一度送り出したら、毎年送らなければならず、キリがありません。

しかも、子供が生まれたりすれば余計に出費がかさむし、お歳暮に

多くの予算はかけられなくなってきます。

 

ですので、上司のお歳暮も断っていきましょう

それは失礼なことではありません。

自分に負担をかけてまでのお付き合いは必要ないでしょう。

 

その際は、できるだけ失礼にならないように、気持ちを丁寧に

書き添えて、お断りしましょう。

こちらの気持ちを素直に表し、相手に伝えることが大切です。

 

お歳暮をやめる時の手紙の書き方

では実際にお歳暮をやめる時の手紙の書き方、文例をご紹介します。

簡単な一言で済ますならば、このような感じはいかがでしょう?

 

「今後はかかるお心遣いはご無用にお願い致します」

「今後はその様なお気遣いはご放念下さいませ」

 

空気を読める上司ならば、これで

「あ、来年度からはいらないんだな。やめておこう」

と理解してくれるはずです。

 

もっと丁寧な文章を書くならば、以下の感じがおすすめです。

 


拝啓

冬の寒さが厳しくなってきた今日このごろ

◯◯様におかれましては、

ますますご健勝のこととお喜び申し上げます

平素は何かとお世話になりまして本当にありがとうございます。

また、この度は何よりのお品物をいただき、申し訳ございません。

今後はかかるお心遣いはご無用にお願い致します。

これからますます寒くなってきますが、

お体に気をつけてお過ごしくださいませ。

敬具

 


拝啓

日ごとに寒さが増してきましたが、

◯◯様はおかわりなくお過ごしのことと思います。

この度はお歳暮の品をお送りいただきまして、

ありがとうございました。

今後はお気持ちのみありがたく頂戴したいと存じますので、

どうか、このようなお心遣いはなさらないでください。

このようなお願いをして大変恐縮ではございますが、

ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。

◯◯様のご健康をお祈りいたしますとともに、

お礼の挨拶とさせていただきます。

敬具

 


 

拝啓

毎年ご丁寧にお歳暮感謝いたしております。

お気持ちはありがたいのですが、来年度からは

お気持ちだけお受け取りしたいと考えております。

長年にわたり、いろいろとありがとうございました。

敬具

 

まとめ

お歳暮をやめることは失礼なことではありません。

もちろん、できるだけ上司が不快にならないように思慮は必要です。

あなたの負担にならないように、うまくお歳暮を断って下さいね。

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