夏風邪の微熱を下げる方法!下がらない原因は?続くと病気なの?

夏風邪をひいて微熱がなかなか下がらない。

昔から夏風邪は長引くと言われています。

なんとか微熱を下げて、元の健康な体に戻って元気に仕事をしたいところです。

この記事では、

  • 夏風邪で微熱を下げる方法を解説
  • 微熱が下がらない原因は何?
  • 微熱が続くのは病気なのか?

について解説していきます。

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夏風邪で微熱を下げる方法を解説

夏風邪のウイルスは体内で増えていきます。

体から外に出るまでに時間がかかるので治りにくいのです。

現在の医学では、夏風邪のウイルスを退治するための有効なワクチンはありません。つまり、自分で対処療法をしていくしかないということです。

一番いいのはしっかりと栄養と休息をとることですが、そう言われてもなかなか実行に移すのは難しいものがありますね。

ということで簡単に微熱を下げる方法を紹介してきます。

太い血管を冷やす

体を流れている血管の中には太い血管が流れています。

微熱を下げるためには血管(血液)を冷やすのが効果的です。冷えた血液は体中を巡っていき、徐々に体温を下げてくれます。

太い血管が流れている場所は、

  • 脇の下
  • 太ももの付け根
  • 首の周り

です。

この部分を、アイスノンや保冷剤で冷やすことで微熱を下げることができます。

梅干しを摂取して体温を下げる

梅干しには解熱作用があります。

殺菌作用も強い食べ物なので、胃の中に入ってきた細菌やバクテリアを退治する優れた食べ物です。

熱がある時には積極的に食べるようにしていきましょう。

夏野菜を食べて体温を下げる

夏にとれる野菜は体温を下げる効果があります。

例えば

  • きゅうり
  • なす
  • トマト
  • レタス

などの野菜類です。サラダにして食べるとよいでしょう。また、果物でも体温を下げる物があります。

  • スイカ
  • バナナ

などです。

これらの夏野菜は水分とカリウムを豊富に含んでいます。カリウムの利尿作用により、体温を下げることが可能です。

朝食に「野菜サラダ」と「フルーツヨーグルト」を食べてみてください。

質の良い睡眠をとる

微熱が続いている場合、体が疲労していることが多いです。

質の良い睡眠をしっかりととりましょう。目安は7時間です。途中で目が覚めることなく、朝までぐっすりと眠れるのが良い睡眠です。

ペットと一緒に寝るのは避けましょう。

解熱剤を使う

バファリンやセデスなど、鎮痛解熱剤を使うことで一時的に熱を下げることができます。

一番はっきりと効果が出る方法なのですが、体に悪影響を与え逆に熱が長引くかもしれません。

ここ一番、どうしても頭をスッキリさせて集中しなければならない時のみ、使用することをお勧めします。

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微熱が下がらない原因は何?

微熱が長引き、下がらない原因はもしかすると夏風邪じゃないかもしれません。

一時的に熱を下げることができても、まだ微熱が続く場合には他の原因も考えられます。

考えられる原因をいくつか解説していきます。

膠原病(こうげんびょう)

膠原病とはリウマチの一種です。

全身の血管や関節、筋肉に炎症が起こり原因不明の発熱が続きます。熱が下がらないので検査をしたらリウマチだった、ということがよくあります。

女性に多くみられる病気で、若い人も発症することがあります。早ければ30代から膠原病になる場合もあります。

マイコプラズマ肺炎

微熱が2週間以上続き、咳も出ている場合はマイコプラズマ肺炎の可能性も考えられます。

マイコプラズマ肺炎は専用の抗生物質しか効かないので、自力で治すことは困難です。

病院に行き、検査をしてみてもらいましょう。

慢性疲労症候群

原因のわからない極度の疲労が続くことを慢性疲労症候群と呼びます。

症状として風邪と似たような症状が長期間続きます。

主な症状としては「微熱」「のどの痛み」「頭痛」があります。

血沈の数値が悪い

血沈とは「赤血球沈降速度」の略で、赤血球が沈んでいく速度の事です。

血沈の数値が高いと炎症が起こり、白血球の数が増加し熱が出ます。

微熱が続くので病院で検査したら血沈が原因だったという人がいます。

肝臓の病気

肝臓の病気である「肝炎」「肝硬変」「肝臓がん」になると、微熱が出ます。

肝臓の機能が低下することにより、免疫力が下がり発熱するのです。その結果、微熱が続くという症状が起こります。

微熱が続くのは病気なのか?

微熱が続くのが1週間程度であれば夏風邪をこじらせた程度に考えてよいのですが、1か月も続くとなにか違う病気が原因であることが考えられます。

肝臓の病気かもしれないし、膠原病かもしれません。

一度病院に行って、血液検査をすれば、症状がはっきりします。

最後に

夏風邪で微熱が続く場合の熱の下げ方について解説しました。

食事や対処療法で一時的にですが、微熱を下げることができます。

ですが、根本的な解決にはなっていないので、微熱が1週間以上長引いている場合は病院で血液検査をしてください。

病状がはっきりします。

早く良くなるといいですね。

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