災害時に必要だったもの一覧。日頃から備えておくことが本当に大事
2018年9月6日の未明に起きた北海道地震。突然、震度5強の地震に襲われました。
この記事では実際に被災した僕が、被災時に本当に必要だったもの、あって助かった物について解説していきます。
災害時に必要だったもの、あって助かったもの
震度5強の地震は初めての体験でした。マンションがグラグラ揺れて折れるんじゃないかと思うほど。地震が起きて一瞬にして停電になりました。
停電だからテレビはつきません。スマホを見ると大きな地震があったことがわかりました。「停電はすぐに復旧するだろう」と考えて寝ましたが停電は40時間続きました。
情報収集に最適なのはラジオ
翌朝。まだ電気は復旧していません。情報はツイッターで収集しましたが、全貌は掴めませんでした。この時思い出したのが災害用ラジオです。防災グッズに中に入っていて電池が無くても手動で発電できる優れものです。
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早速取り出してレバーをグルグル回しました。5分回したら15分くらいのラジオが聞けます。ラジオ局は災害時に備えて予備電源、予備送信所があるため地震の時でも放送をすることができます。
このラジオがすごく役に立ちました。被害の全容を知ることができ、発電所が故障して完全復旧まで1週間ほどかかることも知りました。
情報を知ることで対策を考えることができるのでラジオは災害時の必須アイテムです。電池を使わない充電式のラジオがあればなお安心ですね。
なぜなら電池式の場合、停電が長引いて電池のストックが無くなってしまう恐れがあるからです。
停電時でも調理ができる卓上コンロとガス
停電時でもお腹はすきます。我が家はキッチンがIHだったので料理がまったくできなくなりました。お湯を沸かすこともできません。
そこで卓上コンロを出してきました。小型ガスボンベが4本あったので普通に料理をすることができました。最初に食べたのはラーメン。それから冷凍庫に入れたいたお肉がダメになってしまう可能性が出てきたので豚汁を作りました。
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卓上コンロがあったおかげで食事面は本当に助かりました。もしなかったらインスタントラーメンも食べることができません。
ラーメンやパスタなど乾麺を蓄えておく
地震の翌日、多くの人が朝早くから食べ物を求めて買い出しに行くのが見えました。家の前にある大きなスーパーには行列ができ人数制限をしながら入店させていましたね。
うちは日頃からインスタントラーメンやそうめん、パスタなどの乾麺をよく食べるのでかなりのストックがあったので買い出しに行くこともなく助かりました。
乾麺は長持ちするので日頃から必要以上に蓄えておくといざというときに役立ちます。
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停電でクレジットカードは一切使えない!小銭が必要
停電時になるとクレジットカードは使えなくなりますので、買い物はすべて現金で済まさなければなりません。もちろんATMも使えないです。1万円札などの大きなお金はお店にとっても迷惑になるので小銭があった方がいいです。
僕は地震が起きた時、不覚にも数百円しか持っていませんでした。そこで小銭をためていた貯金箱を開けてなんとか買い物に使うことができました。
日頃から貯金箱に貯金をしておくと、いざというときに役に立ちます。
スマホ用のバッテリーと乾電池
停電になって一番不安だったのが「いつ復旧するのか?」ということでした。復旧が早ければいいんですが、いつになるのかがわからなければスマホも少しずつしか使えません。
情報を入手する手段がスマホしかない場合はどうしてもスマホをいじってしまいます。するとあっという間に電池が無くなってしまうんですね。
充電できるようにスマホ用のバッテリーは持っておくことです。また電池も欠かせません。地震後にコンビニに行くと電池はどこも売り切れでまったくありませんでした。
電池があればスマホの充電もできます。
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断水に備えて水を用意しておく
災害時には断水になることがあります。今回の北海道地震では札幌市内でも断水になった地域が少しありました。断水になると本当に何もできなくなります。トイレも食事も洗顔も何もできません。
2L程度の水があるだけでかなり違いますよ。
助け合う気持ちが本当にありがたい
地震になって被災すると1人の力では生きていくのが難しくなります。お互いに助け合うことが必要です。
今回の地震では冷凍庫が使えなくなって食材がダメになるから、無料で料理を提供してくださる飲食店もありました。
こういう他人へのやさしさが本当にありがたいし、大事です。
最後に
今までテレビで日本各地の災害を見てきましたが、どこかで他人事だと思っていたんです。でも自分が突然被災者になることがわかりました。
多くの人は被災してから動き出します。食料や電池を買いに一斉にでかけるのであっという間に売り切れになっちゃうんですね。
日頃から災害が起きた時のための準備をすることの必要性を感じました。災害は本当に突然やってきますからね。僕の体験が少しで参考になれば嬉しいです。
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