腕がしびれるし痛いのは何の症状?原因は?病院は何科がいい?

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「腕がしびれて痛い・・・」

ひどい時は寝返りを打つこともできず、夜中に
痛みで目が覚めてしまうこともあり辛いですよね。

この記事では、[su_note note_color=”#f1eff0″ radius=”9″]

  • 腕がしびれるし痛いのは何の症状?
  • 腕がしびれるのは何が原因?
  • 腕の痺れに湿布や飲み薬は効く?
  • 腕がしびれるし痛い時、病院は何科に行けばいい?[/su_note]

について解説していきます。

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腕がしびれるし痛いのは何の症状?

腕のしびれというのは脳やせき髄からつながっている
末梢神経が圧迫されることで起こります。

神経が圧迫されると感覚が鈍くなったり、しびれて痛みを生じるのです。

頸椎椎間板ヘルニア(けいついついかんばんへるにあ)

首は7つの骨で出来ており、それぞれの骨の間に椎間板(ついかんばん)
というゴムのようなものが挟まっています。

椎間板があることで首の動きはスムーズになっているんですね。

この椎間板が強い衝撃を受けたり、加齢することによって
骨の間からはみ出てきてしまうんです。

神経は首の骨のすぐ隣を通っているため、
飛び出た椎間板に圧迫されてしまいます。

その結果、腕のしびれが起きるのです。

変形性頚椎症(へんけいせいけいついしょう)

首の骨が変形してしまい、神経が出てくる経路を
圧迫して腕がしびれることがあります。

普段から姿勢が悪い人や、歳を取ることで起こります。
首をそらした時に強い痛みが伴います。

例えば、美容室でシャンプーのときに後ろに倒されると
痛みが走り、腕に強いしびれを感じることがあります。

背骨の変形は早い人は30代から始まりますが、変形には時間が
かかりますので症状としてで来るのは40代、50代が多いです。

胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)

なで肩の女性に多い症状で、腕の内側にしびれや痛みを発症します。

せき髄から腕につながっている神経は肋骨と鎖骨の間にできた
隙間を通っています。この隙間の事を胸郭出口と言います。

なで肩の女性は肩が下がっているために一般の方に比べて
胸郭出口が狭くなっているのです。

結果、神経を圧迫し、腕のしびれを引き起こすことがあります。

頸椎椎間関節症候群(けいついついかんかんせつしょうこうぐん)

首の関節部分に強い力が加わってひねったり、
圧迫されることで、首に痛みが出てくる症状です。

首の痛みはやがて腕に広がっていきます。

同じ姿勢のまま長時間いた場合に「ズキッ」と走る痛みがこれです。
直接神経を圧迫して起こるわけではなく、首の関節の痛みによって生じます。

パニック障害

強い不安感に襲われたとき、腕がしびれることがあります。

検査をしても特にこれと言った原因が数値として出てこないので、
判断が非常に難しい症状です。

脳梗塞

脳内の血管が詰まり、脳梗塞になった場合も腕にしびれを感じます。

脳梗塞の場合、しびれは腕だけじゃなく手や足、顔など現れる
場所は人によって異なります。

脳梗塞は血管が詰まることで、その付近の細胞が
壊死すること起こります。

腕がしびれるし痛いのは何が原因?

腕がしびれるのは神経が圧迫されることで起こることが多いです。
ではなにがきっかけで神経が圧迫されるのか?解説していきます。

格闘技

プロレスなどの格闘技では首へのダメージが
強く残る場合があります。

本当のプロレスラーじゃなくて、プロレスごっこだったとしても、
首から床に落ちてしまった場合など、首の骨が圧迫されることがあり、
その結果、腕のしびれが起きることがあります。

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筋トレ

筋トレを過度にし過ぎると、関節が変形したり、
腱が肥大して、神経を圧迫してしまうことがあります。

その結果、腕や指にしびれが生じることがあります。

パソコンの長時間使用

パソコンを長時間使用していると、体がずーっと同じ姿勢の
ままになってしまい固まってしまいます。

肘をデスクに乗せたままの姿勢でいる場合によく起こります。

肥満

肥満によって血管が圧迫され脳梗塞を引き起こすことがあります。
脳梗塞は腕のしびれの原因となるのです。

また、肥満になると脂肪が神経を直接圧迫するので
それが痺れにつながることもあります。

首を鳴らす癖

首をポキポキっと鳴らすと気持ちがいいのですが、
その際に腕、手のひら、指にかけてしびれる時があります。

それは、骨を鳴らす瞬間に首の神経を圧迫しているからなのです。

繰り返し何度も慣らしていると、しびれが常習化する恐れが
ありますのでやめておきましょう。

交通事故

交通事故でむち打ちになったことがある場合、それが原因で
胸郭出口症候群が誘発されることがあります。

むち打ち症は治るまでに3か月~6か月かかりますが、なかには
完治せず以前のように動けない人や、痛みはとれても痺れが
残ってしまうこともあります。

スマホの長時間使用

スマホでゲームをしているとつい時間を忘れて、
同じ姿勢のまま2,3時間が経ってしまうことがあります。

その時「あ~痺れた~」ってなった経験があると思います。
この痺れは一時的に神経を圧迫したもので、時間がたてば
元に戻ります。

腕の痺れに湿布や飲み薬は効く?

腕が痺れているとき、痺れている場所に湿布(経皮鎮痛消炎剤)を
直接貼っても、残念ながら痛み止めとしてはあまり効果は期待できません。

腕のしびれは神経から来ていることがほとんどなので、
おおもとの原因である「ゆがみ」や「ずれ」を治療しないかぎり、
痛みを取り除くことはできません。

また、飲み薬も同様で、神経から来ている場合は
気休め程度にしか効かないと言われています。

(打撲の痛みの場合は湿布は有効です)

腕がしびれるし痛い時、病院は何科がいいの?

腕が痺れて痛い場合に行くべき病院は以下のところがよいでしょう。

  1. 整形外科
  2. 神経内科
  3. 総合病院の内科
  4. カイロプラクティック治療院

それぞれ説明していきます。

整形外科で腕のしびれを診てもらう

整形外科に行って腕のしびれを訴えるとまずは
レントゲンを撮ることになります。

レントゲンで頚椎周りを見て、骨がどのような状態に
なっているのかを見て、診察します。

それにより、首を引っ張る治療(牽引)とか、
痛み止めを処方されることになるでしょう。

ひどい場合は手術をすることも選択肢の一つにあります。

神経内科で腕のしびれを診てもらう

神経内科では「どこがしびれるのか?」「どのようにしびれるのか?」
について問診から始まります。

そして神経の以上を詳しく調べていきます。
調べた後に、可能性がある症状の検査をしていきます。

神経の伝達速度や、筋肉の電気的な活動、血液検査などをし、
はっきりとした原因を追究していきます。

それから内科的な治療や外科的な治療を施します。

総合病院の内科で腕の痺れを診てもらう

総合病院には内科、整形外科などいろいろな科があります。

何科にかかればいいのかわからない場合は、総合病院に
行ってみると、適切な科に案内されます。

カイロプラクティック治療院で診てもらう

腕のしびれは骨の歪みによって引き起こされることが多いです。

カイロプラクティックでは、骨の並びを正し動きを滑らかにし、
周囲の筋肉を緩めてくれるため、神経の圧迫が減少します。

まとめ

腕のしびれの原因はさまざまあります。
自分が気が付いていないことが原因になっていることもあります。

自分一人では治療することはできないので、早めに
病院に行き治療してもらうことをおすすめします。

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