胃が気持ち悪い時の飲み物はコレ!対処法や飲み方をチェック!
胃が気持ち悪くても、水分は体に必要です。
吐いた後には補給をしなくては生命の危険に陥ることもあります。
「でも気持ち悪くて飲めない・・・」
わかります。少しでも飲みやすく、体に良い飲み物があれば助かりますよね。
この記事では、[su_note note_color=”#c4ebef”]
- 胃が気持ち悪い時飲み物紹介
- 胃が持ち悪い時の飲み物の飲み方は?[/su_note]
について解説していきます。
胃が気持ち悪い時の飲み物はコレ!
胃が気持ち悪い時は、胃あるいは内臓が何らかのダメージを受けて苦しんでいる状態です。同時に、回復しようと頑張っている状態でもあるんですね。
「気持ち悪くて何も飲みたくない」という気持ちもわかるのですが、人間の体にとって水分は絶対に必要なものです。過去にこんな人がいました。
気持ちが悪く、吐き気がすごくて何度も吐いていたそうです。水分を一切取らなかった結果、脱水症になって入院してしまったのです。
どんな飲み物が効果的なのか?逆に避けた方がいい飲み物とはなんなのか?紹介します。
胃が気持ち悪い時に飲んでよい飲み物
飲むことで少しでも症状が良くなったり、気持ちが楽になる飲み物を紹介します。
水
水は体にとって一番必要な物です。特に胃腸が食べたものを消化する際には大量の水を必要とします。胃が弱っているときには消化を助けてあげるために水を飲むのが効果的です。
さらに、体の中の不要な物、老廃物を排出する際にも体内の水は使われます。
普段からミネラルウォーターを購入して飲んでいる人は、気持ちが悪い時には軟水にしましょう。なぜかというと、硬水の方にはマグネシウムやカルシウムが多く含まれているため、胃に負担をかけてしまうのです。調子が悪い時は胃に優しい硬度の低い軟水がおすすめです。日本の水道水は軟水です。
下記の表を購入の際に参考にしてみてください。
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市販されている硬水 |
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市販されている軟水 |
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飲む際はできるだけ温くしてから飲むこと
常温の水があればよいのですが、無い場合は電子レンジで温めます。冷たいままだと、胃腸を冷してしまい症状を悪化させてしまう危険性があります。
ショウガ紅茶
気持ちが悪い時はショウガを入れた紅茶もおすすめです。ショウガにはショウガオールとジンゲロールという成分が含まれており、血行を良くして、免疫力を高める効果があるのです。
胃腸の血行もよくなるので食べた物の消化を促進してくれますし、負担を軽減してくれます。
さらに紅茶には消化を促進する作用のあるタンニンという成分が含まれています。体を温めてくれる効果があるので、胃腸の回復を早めてくれます。
[su_box title=”簡単なショウガ紅茶の作り方” box_color=”#dcfbba” title_color=”#000000″]
用意するもの:ショウガ、ティーバッグ
- ティーバッグで紅茶を入れます(種類はお好きな銘柄で大丈夫です)
- すりおろしたショウガを20g(大さじ1杯)入れ手完成です。
ショウガはセブンイレブンに行くと、すりおろされていてすぐに使える「おろし生ショウガ」が売っています。
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茶葉からショウガ紅茶を作りたい場合はこちらの動画が参考になります↓
炭酸水
炭酸水は「刺激のある飲み物」だから、気持ち悪い時に飲むのはダメ!と思われがちですが、実はそんなこともないんです。欧米では気持ち悪い時に炭酸水を飲むというのは珍しいことではありません。つわりの時にジンジャーエールを勧めるお医者さんもいます。ジンジャー=しょうがなので、さらにダブル効果が期待できそうです。
炭酸は二酸化炭素で出来ています。飲むと体内の二酸化炭素濃度が高まるので、血液は「酸素が足りない!」と判断して、血流を増やすのです。その結果、胃腸が活性化し気持ち悪さが少しずつ改善されていきます。
また、炭酸の泡には胃の粘膜を活性化させる働きもあり、消化機能が良くなります。
ごくごく一気に飲むのではなく、少しずつ口に含んで飲むようにしてください。
ホットミルク
牛乳は逆流性食道炎に効果があると言われています。牛乳のもつアルカリ性の成分が胃液の酸性を中和するので、気持ち悪さが軽減されるのですね。
また、胃の粘膜を保護する働きがありダメージを受けた胃を回復させる効果も期待できます。
高い効果を期待するなら、LG21ヨーグルトを混ぜて飲むのがおすすめです。LG21乳酸菌は胃の中にあるピロリ菌を倒してくれます。
胃が気持ち悪い原因の一つに「ピロリ菌」が関係あるので、LG21ヨーグルトを一緒に摂取するのは非常に効果的です。
牛乳を飲む際の注意点は「ホットミルク」にしてから飲むということ。冷たいまま飲むと、胃腸を冷やしてしまいますので、コップに入れて電子レンジで1分ほどチンしてから飲むようにしましょう。
甘酒
甘酒は「飲む点滴」と言われており、近年はその効力に注目されています。消化を助ける酵素と、エネルギーの元となるビタミンB群を大量に含んでいるため、疲労回復にも効果があります。
さらに麹菌(こうじきん)を使用しているので、毒性を体内から排除する力があります。それに成分のほとんどがブドウ糖で出来ているため、体力の回復がスムーズになります。
コンビニで売っている缶の甘酒で同じ効果を期待できます。
[su_note note_color=”#fdfcc9″]甘酒には”酒”が付いていますが、アルコール度数は1%未満なのでソフトドリンクとして販売されています[/su_note]
ペパーミントティー
ペパーミントは胃腸の消化を助けてくれる効能があり、胃もたれ、食べ過ぎ、気持ち悪い際に良いと言われています。鎮静効果もあり気持ちもすっきりして落ち着いてきます。イランでは食事の前に胃腸を整えるために新鮮なミントを食べる習慣もあります。
ペパーミントをお茶にしたのがペパーミントティーでハーブティーというくくりに分けられます。
日頃から飲み続けることで、胃腸の調子を整えてくれます。本当は摘んだペパーミントの葉から作るのですが、胃が気持ち悪い時にそんな悠長なことをしてる時間は無いですよね。
ハーブティーはナチュラルローソンで販売しています。
ポカリスウェット
体の水分が少なくなっているときはポカリスエットがおすすめです。医者の90%が「すすめたい」と太鼓判を押した飲み物です。なぜそこまでいいのかというと、イオンバランスが体液に近いからなんですね。失われたナトリウムや水分をスムーズに補給してくれます。
「ポカリは糖分が多いのではないか?」という話はよく聞かれますし、実際に多く含まれています。ですが、これは体がポカリスウェットを効率よく吸収するために丁度良い量なのです。なので、水で薄めたりせずにそのまま飲むことをお勧めします。
経口補水液(OS-1)
経口補水液のキャッチコピーには「感染性腸炎、感冒による下痢・嘔吐・発熱を伴う脱水状態に」と書いてあります。どちらかと言えば、胃が気持ち悪い状態からさらに悪化して、吐いてしまった時用の飲み物と言えます。それでも、体に必要な電解質や糖質を補給できるので飲み物としては十分おすすめできます。
OS-1はドラッグストアや調剤薬局で購入できますが、コンビニでは販売していません。
胃が気持ち悪い時は避けた方が良い飲み物
健康な時はいいですが、胃が気持ち悪い時には悪化させてしまう恐れがあるので避けた方がよい飲み物を紹介します。
コーヒー
コーヒーにはカフェインが含まれています。カフェインは自律神経に作用し過敏にさせてしまいます。自律神経が乱れると「めまい」「動悸」「疲労感」「下痢」などの症状を誘発します。胃が気持ち悪い時は避けましょう。少量なら、構いません。
緑茶
緑茶は体を冷やす作用があると言われています。胃が気持ち悪い時に体を冷やすと血行が悪くなり、回復が遅れる可能性もあります。また、お茶は利尿作用があるので飲むとトイレが近くなり、逆に水分不足になることがあります。
胃が気持ち悪い時の飲み物の飲み方は?
胃に刺激を与えない飲み方を紹介します。
温かいものを飲む
基本的には弱っている胃に刺激をできるだけ与えない方が良いので、飲みものは「温かいもの」にしましょう。冷蔵庫から出しておいて、常温にして飲むようにしてください。もしくは電子レンジで温めてからがいいです。
ゆっくり少しずつ飲む
気持ち悪くてたくさん飲めない場合でも水分は摂取しなければなりません。そんな場合はゆっくりと少しずつ飲む方法がおすすめです。大きめのスプーンにすくって、少しずつ飲んでいきましょう。
飲めない場合は氷を舐める
「どうしても飲み物が飲めない」という場合には氷を舐めるとよいでしょう。少しずつですが氷の水分を吸収することができます。
最後に
胃が気持ち悪い時の飲み物を紹介しました。いろいろな飲み物がありますが、個人差があるので「これは自分に効果があった!」という飲み物を見つけられるといいですね。また同じ症状になったときに同じ対処ができます。
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