白シャツの襟の黄ばみの予防法は?汚れ防止アイテムや保管方法を紹介
白シャツは着ているうちに、どうしても
襟の部分が汚れて黄ばんできます。
一度黄ばんでしまうと落としにくいので、
普段からの予防が大切です。
予防法、汚れ防止アイテムや保管方法まで解説していきます。
白シャツの襟の黄ばみの予防法は?
まずは、黄ばみの原因から説明していきます。
黄ばみの元となっているのは「皮脂汚れ」です。
皮脂とは「皮膚の脂分」のこと。
常に体から分泌されていて、特に首の後ろは多いとされています。
この皮脂が時間が経つと酸化していき、黄ばんでいくのです。
そして、食べ物でもそうですが、脂(油)汚れは
水洗いではなかなか落ちないんですよね。
以上の事から考えると、
[su_note note_color=”#e8fee1″]できるだけ皮脂汚れをつけないようにし、
汚れてしまった場合は、酸化する前に洗って落とす[/su_note]
というのが白シャツの襟の黄ばみを防止する方法になります。
具体的には下記の事をおこなってください。
- 着た白シャツはその日のうちにすぐ洗うこと
- 脂分を落とすために、洗う水温を40度以上に上げる
- 洗剤に重曹を入れる
- 襟にベビーパウダーを塗る
- 襟にのりを塗る
各項目について詳しく説明していきます。
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着た白シャツはその日のうちにすぐ洗う
皮脂汚れは、時間がたつと酸化していき、
黄ばみや黒ずみの原因となります。
皮脂が酸化するまでにかかる時間は5,6時間。
「え?そんなに早いの?」と驚かれるかもしれませんが、
かなりの速さで皮脂は酸化し始めているんですね。
ですので、白シャツは、着た日に洗濯をするのがベストです。
脂分を落とすために、洗う水温を40度以上に上げる
食器でもそうですが、油汚れを落とすには、
水よりもお湯のほうが効率よく落ちます。
なぜ40度以上がいいのか?というと、
脂の融点が40度だからです。
正確には、脂の種類によって異なるのですが、
40度以上なら大抵の脂分は溶かすことができます。
たとえるなら、食べると口の中で溶ける大トロ。
あれは大トロの脂の溶ける温度が口の温度(36度)
に近いため、口に入れたらすぐに溶けてしまうんですね。
洗剤に重曹を入れる
皮脂汚れは酸性です。
酸性の汚れを落とすにはアルカリ性の洗剤が有効です。
アルカリ性の洗剤は酸性の汚れを中和して綺麗に落としてくれます。
重曹はアルカリ性であるため、皮脂の汚れを落とすのに適しています。
襟にベビーパウダーを塗る
ベビーパウダーとはあせもを防止する粉です。
赤ちゃんに使うことが多いため
「ベビー」とついていますが、
最近では日常生活にも使える、ということで
注目が高まっています。
ベビーパウダーは、皮脂や汗を吸収し、摩擦を少なくする効果があります。
摩擦が少ないということは、首と襟がこすれる量が減りますので、
汚れが付きにくくなるわけですね。
ベビーパウダーはドラッグストアで300円程度で売っています。
使用方法は、パフにパウダーをつけて襟もとに
ポンポンと撫でるように、軽くこすりつけてください。
襟にのりを塗る
洗濯のりは型崩れをしにくくするために使うものですが、
嬉しいことに「汚れが付きにくくなる」という効果もあります。
白シャツを洗って乾いた後にスプレーでシュッと吹きかけて、
アイロンで伸ばして乾かしておきましょう。
皮脂汚れが付きにくくなります。
白シャツの襟の汚れを防止するアイテムを紹介
白シャツの襟が汚れないようにする対策として、
「襟にテープを張る」
という方法があります。
もちろん、白シャツなのでばれないように透明なテープです。
このテープをシャツの襟の内側に貼っておくことで、
皮脂や汗が白シャツの襟に直接つくことを防止することができます。
白シャツは保管方法を工夫して黄ばみを防ごう!
白シャツは保管方法を間違えると、着ていなくても、
襟が黄ばんでしまうことがあります。
長期保管の黄ばみの原因は「皮脂汚れ」の他に、
「湿度」「日光」「室温」などが考えられます。
特に皮脂は「洗った」と思っても、目に見えない
小さな汚れが残っている場合があります。
これを防ぐには、保管する前に漂白剤で十分につけ置き洗いをすること。
長時間漂白剤につけることで、目に見えない皮脂も溶かして落とします。
次に、高温多湿な場所は避けること。
また、直射日光が当たるところも避けてくださいね。
まとめ
白シャツの襟の汚れの予防方法をご紹介させていただきました。
日頃からこまめにお手入れをすることが、襟の黄ばみを防ぐ方法です。
いつまでも綺麗な白シャツが着れるといいですね♪