歯磨きの時間は平均何分？長い方がいいの？回数は多い方がい？

歯磨きって個人差がありますよね。

みんな平均すると何分くらい磨いているの？

やっぱり長い方が虫歯にならないの？

回数は多い方がいいのかな？

ということについて説明していきますね。

歯磨きの時間は平均何分？

リサーチをしていると、歯磨きの長さは

かなり個人差があって、人それぞれということがわかりました。

 

長い人は1時間以上も磨いていました。

う～ん、そんなに長く磨いたらピカピカになりそうですが、

他の事をする時間がなくなっちゃいますね。

 

逆に短い人は20秒程度だそうです。

時間がない時、遅刻しそうな時は、これくらいになりそうです。

 

気になる日本人の平均的な歯磨き時間は、

このようになっています。

　　　　　　　　　　　　　　　　＜リサーチバンク調べ：http://research.lifemedia.jp/2015/06/150603_teeth.html＞

上記のデータを見る限り、

全体の４４％、約半数が１分～3分未満です。

5分以上の人が１７％以上いるのも驚きですが・・・

 

ちなみに大人の歯は全部で28本生えています。

ということは、虫歯を予防するためには、この28本

すべての歯をまんべんなく磨く必要があります。

 

そう考えると、3分歯磨きに時間を使っているということは、

一本当たりにかけている時間は

3分＝180秒÷28＝6.4秒

 

一本の歯を磨くのに使っている時間は６．４秒ということになります。

この短時間では、本当に歯は綺麗に磨けているのでしょうか？

 

歯の表面は磨けていても、歯と歯の間や、歯の裏側

などは十分に磨けていない可能性が高いです。

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歯磨きの時間は長い方がいいの？

では、歯磨きの時間は長ければ

長い方がいいのでしょうか？

単純にそうとは言い切れません。

 

きちんと、まんべんなく磨くことが必要です。

歯磨きにも正しい方法というのがあります。

正しい方法で時間をかけて磨くのが理想的です。

 

特に、力の入れすぎには注意しましょう。

歯ブラシとはいえ、力を入れすぎて

長時間磨いていると、歯が削れてきます。

歯の根元のあたりが一番削れやすく、ここが削れて行くと

「知覚過敏」になってしまうことがあります。

 

以下の時間のかけ方を目安にしてください。

• 普通の歯ブラシで一通り磨く10分
• 小さい歯ブラシで隙間を磨く5分
• 歯間ブラシで磨く3分

この磨き方が虫歯を予防するにはベストと言われています。

 

まずは、普通の歯ブラシで一通り磨きます。

目的は歯の表面の汚れを取り除くこと。

歯の表側、裏側を磨きましょう。

これはそんなに難しくはありませんね。10分使います。

 

次の小さい歯ブラシで歯の隙間を磨く、というのはちょっと難しいです。

特に奥歯の方はわかりずらいので、鏡を見ながら磨く必要があります。

5分使います。

 

そして、歯間ブラシで磨く。

実はこの歯間ブラシが一番大事なポイントです。

「食べかす」は歯の隙間に入り込んで、なかなかとりにくいです。

 

歯間ブラシを使えば、普通の歯ブラシでは

届かないところまで届き、汚れをかき出すことができるのです。

これは3分使います。

 

歯磨き粉はつけすぎない方がいい？

ＣＭでは歯磨きにたーっぷりと

歯磨き粉をつけています。

あんなにたっぷりつけると、汚れが取れそうな

気がしますが、実際はそれほど必要ありません。

 

ＣＭでは3センチくらい歯磨き粉をつけていますが、

5ミリ程度でも十分な効果を期待できるのです。

 

また、歯磨き粉には「研磨剤」といって、

歯の表面を削ってしまう成分が含まれています。

ですので、歯磨き粉をつけすぎると、歯がちょっとずつ

削れて行ってしまい、知覚過敏になることもあります。

 

歯磨きの回数は多い方がいいの？

では、歯磨きの回数は多ければ多いほどいいのでしょうか？

もちろん、少ないよりは多い方がいいに決まっています。

 

まず「いつ磨くのか？」というところから見ていきましょう。

例えば、甘いものを食べた場合、

口の中の酸性度が上がります。

酸性度が上がると、虫歯菌が活発に動き出します。

この虫歯菌の活動時間は約30分なんです。

 

ですので、食後30分以内に歯磨きをするのがベストです。

 

これは、朝、昼、晩、とご飯を食べた後だけじゃなく、

間食をした後もそうです。

3時のおやつを食べた後も30分以内に歯磨きです。

 

さらに言えば、甘味料の入っているジュースを飲んだ後でも、

歯磨きをした方がよいと言われています。

 

まとめ

平均的な歯磨きの時間や回数を解説してきました。

歯の形は人によって違いますので、磨きやすいところと、

磨きにくいところがあります。

歯医者にいったついでに、歯のプロである「歯科医」に

磨き方を一度しっかり習ってみるのもいいでしょう。