ペットボトル加湿器のメリットとデメリット。超音波式とスチーム式の違いは?
乾燥は静電気を引き起こしたり、のどをガラガラに
して風邪をひく原因にもなります。
生活にはある程度の湿度が必要なのです。
今回はちょっとしたところで使える「ペットボトル加湿器」
のメリットとデメリットと、超音波式とスチーム式の違い
を紹介していきます。
ペットボトル加湿器のメリットは?
ペットボトル加湿器は名前の通り、
ペットボトルを差し込んで使うコンパクトな加湿器です。
USB対応しているものはパソコンにつないで使用することができます。
使用するペットボトルは基本的に500mlなので、
コンパクトで、自分のオフィス周りを潤すにはちょうど良い大きさですね。
500mlのペットボトルで使用できる時間は約3時間。
ペットボトル加湿器のメリットは
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- ペットボトルを取り換えるので、タンク内が汚れて雑菌がたまることがない
- 普通の加湿器にに比べて価格が2000円以内と安い
- 小さいから持ち運びに便利[/su_note]
という点があげられます。
やはり、コンパクトというのが売りなので、
狭い範囲で短時間加湿するのに適していますね。
例えば、会社のデスクとか、寝室の枕元などです。
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ペットボトル加湿器のデメリットは?
では次にペットボトル加湿器のデメリットを紹介していきます。
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- 水の容量が少ないので、寝ている間など長時間使用できない
- コンパクトなため、部屋全体を加湿できない
- 縦長なので、転倒する危険性がある
- 電気回路がシンプルなため、故障しやすい[/su_note]
などがあげられます。
500mlのペットボトルを使用しているので、どうしても
長時間使えない、という欠点はありますね。
ですので、使用するときにはペットボトルを
2本用意しておくとよいでしょう。
転倒しやすい、というのも子供がいる場合には要注意です。
転倒した加湿器で火傷をしてしまった、という話もあります。
ですので、使用する際は本棚に挟むとか、左右からバランスを
取れるようにうまく支えることをお勧めします。
超音波式とスチーム式の違いは?
ペットボトル加湿器は大きく2つに分けられます。
- 超音波式
- スチーム式
です。それぞれの違いを紹介していきましょう。
超音波式加湿器の仕組み
超音波式の加湿器は、水を細かく分解して空中に散布しています。
イメージとしては「霧吹き」を想像してみてください。
細かい水の粒が噴射されますよね?
メリットとしては消費電力が低い、小型であるなどがあげられます。
デメリットは、水をそのまま噴射しているため、水の中に含まれている
カルキやカルシウムが部屋の中に散布されてしまうという点です。
綺麗な水を使えば大丈夫ですが、水道水などの場合、含まれている
カルキやカルシウムが窓やテレビに付着し、白く汚れてしまいます。
スチーム式加湿器の仕組み
スチーム式加湿器は「電気ポット」をイメージしてください。
沸騰した電気ポットのふたを開けているのと同じです。
実際にこれで加湿器の代用もできます^^;
メリットは衛生的である、という点です。
水に含まれているばい菌は沸騰して煮沸消毒されて、
ほとんどが死滅しています。
デメリットは電気代が高い、熱を使っているので
子供がひっくり返したりすると危ない、掃除をしなければならないなどです。
まとめ
ペットボトル加湿器は安くて小回りが利く分、
ちょっとした場面で使うのに適しています。
家の大きな部屋を潤したい場合は、しっかりとした
大型の加湿器を購入することをお勧めします。