香水のオーデコロンとオードトワレの違いは何?正しい付け方とは?

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すれ違ったときにふわっと香る香水。

香水って実はいろんな種類があるんだけど、知ってる?

オーデコロンやオードトワレって香水とどう違うの?

また、失敗しない正しい付け方について解説していきますね。

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香水のオーデコロンとオードトワレの違いは何?

実はオーデコロン、オードトワレは香水の一種なのです。

香水は香料の濃度によって種類が分けられていて

大きく分けると濃度が高い順に以下の4つになります。

  • パルファム
  • オーデパルファム
  • オードトワレ
  • オーデコロン

 

同じ香水でも、香料の濃度の違いによって名前や価格が違います。

例えば、有名な香水であるシャネルの「No.5」

このNo.5も「パルファム」「オーデパルファム」「オードトワレ」

と種類があって、それぞれの値段や容器も異なっています。

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オードトワレやオーデコロンは「香水」という
カテゴリーの中の一つということになります。[/su_note]

では、それぞれ何が違うのか?説明していきますね。

 

パルファムとは?

香水の中でも最も香料の濃度が高く

香りも強くて長持ちするのがパルファムです。

その分、価格も高く、高級ブランドなイメージが強い香水ですね。

濃度が15%~20%で香りの持続時間は約7時間です。

 

30mlで40,000円以上するものもありますが、香りが強烈な分、

一回に付ける量はほんのちょっと一滴程度で良いので、

長い目で見れば逆に経済的ともいえます。

 

オーデパルファムとは?

パルファムよりも香料の濃度が少し落ちます。

濃度は10%~15%で、香りの持続時間は約5時間です。

濃度が落ちる分、価格もパルファムに比べると安くなっています。

 

オードトワレとは?

香水の中でも一番メジャーなタイプの香水で、

種類が一番多く、初心者でも使いやすいタイプの香水です。

濃度は5%~10%で、持続時間は約3~4時間です。

 

オーデコロンとは?

一番香りの濃度が低い香水で、香りも薄く、すぐに消えてしまいます。

濃度は2%~5%で、香りの持続時間は1~2時間です。

 


このように香水の種類は分かれています。

どこでこの違いがわかるのか?というと、

香水の瓶の下の方に書いてあります。

フランス語で書いてありますので注意して

間違えないようにしてくださいね。

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パルファム→PARFUM
オーデパルファム→EAU DE PARFAM
オードトワレ→EAU DE TOILETTE
オーデコロン→EAU DE COLOGNE[/su_note]

すべての香水にこの4タイプがあるわけではありません。

女性用の香水にはさまざまな種類がありますが、

男性用の香水は種類が少なくなっています。

男性用で「パルファム」は見たことがないですね。

 

上記のように香水の種類は香りの強さによって別れていますが、

香りの強さは商品によってかなり差があります。

 

例えば「ブルガリ プールオム」。

男女共に人気が高い香水のひとつで、

一番濃度が高いものは、オードトワレです。

オードトワレでは3~4時間香りが持つと言われていますが、

実際に使った感じでは、2時間程度で薄くなっていきます。

ですので、香りを維持するためには1日に何度もつける必要があります。

 

逆に、シャネルの「エゴイスト・プラチナム」は同じオードトワレでも、

長時間香りが持続します。

感覚的にはパルファム並みの7時間くらいはもちますね。

 

男性用の香水で香りが強く、長く続く物はブランドによります。

シャネルの香水はエゴイスト・プラチナム以外の「アリュール」

でも、同様に香りが長続きします。

シャネル以外のブランドで言えば、ディオールの香水も

長時間香りが持続します。

 

このようにメーカー、商品によって持続時間が違うので、

購入する時は実際にテスターで付けてみて「どれくらい持つのか?」

を確認したり、店員さんにアドバイスを聞いてみてから

購入するとよいでしょう。

 

正しい香水の付け方は?

香水とはアルコール分が多く含まれており、

蒸発することでその香りを発します。

つまり、体温の高い場所につけるのが効果的とされています。

具体的には「ひじの内側」がよいとされています。

 

意外でしたか?

一般的には手首につけることが多いのですが、手首は衣類や

物にこすれることが多く、消えてしまいやすいんですね。

 

また、香水は下から上に香りが上がっていくものなので、

体の下の方に付けるのがよいとされています。

ただ、衣服につける際にはシミになる恐れがあるので注意が必要です。

見えない部分で一度試してみてから使うことをお勧めします。

 

男性の場合は「ネクタイの裏」もいい場所ですよ。

振り返ったり、動いたときにほんのりと香る感じがセクシーでいいですね。

 

そして、忘れてはならないのが、香水の種類ごとにおける付け方です。

「パルファムは点、オードトワレは線、オーデコロンは面」

と言われています。

それぞれの濃度別に応じた付け方を実践していきましょう。

 

特にパルファム、オーデパルファムは強烈な香りですので、

つけすぎると、いわゆる「香害」になってしまうことが

ありますので、十分に気を付けましょう。

自分ではすごく気に入っている香りでも、他の人からすると、

迷惑に感じてしまうこともあるのです。

 

また、香水によって皮膚が荒れることもありますので注意が必要です。

香水Aは大丈夫でも、香水Bは皮膚がかゆくなった、ということもあります。

そういう場合は、直接肌に振りかけるのではなく、コットンやハンカチに

染み込ませて、ポケットに入れておくとよいでしょう。

 

まとめ

オーデコロンと香水の関係はわかりましたでしょうか?

違うのは香料の濃度だったんですね。

今度香水を買う際には、どんな種類なのかチェックしてみましょう。

また楽しみが増えると思いますよ。

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