飛行機の機内での乾燥対策を紹介!のどや肌を守るために必要な事は?
以前、ドイツに行ったとき(飛行時間12時間)
途中でのどが乾燥して、乾いてしょうがありませんでした。
帰りはマスクを購入したので、なんとかしのげたんですが、
調べてみると、飛行機内はのどや肌にとって過酷な環境だったんです!
機内での「のど」や「お肌」の乾燥対策を紹介していきますね。
飛行機の機内での乾燥対策は?
飛行機に乗ってしばらくすると、のどや肌がピリピリと痛くなってきちゃう。
どうしてなの?っていうと、原因は飛行機内の湿度の低さです。
飛行機内の湿度は私達が日常生活で住んでいる環境よりも
はるかに低く設定されています。
地上での一般的な湿度は40%~60%となっています。
それに比べて、飛行機内の湿度は10%~20%。
10%~20%と言えば、冬の室内よりもまだ低く、
かなり乾燥している状態であることがわかりますね。
なぜに湿度が低いのか?ちゃんとした理由があります。
それは「湿気によって機材にカビが生えるのを防ぐため」です。
飛行機が飛んでいるのは高度10000メートル以上で、
この高度の外気温は―30度~-40度になります。
対して、機内は人間が快適に過ごせるように
暖房を入れているので、23度~25度はあります。
さて、ここで問題です。
外気温-30度と内気温+23度。
この気温差で機内の湿度が高いと何が起きるでしょうか?
答えは「結露」です。
機内の空気中の水分が壁で冷やされ、水滴となり壁を流れ落ちていきます。
できた水滴は、壁の内部やさまざまな場所にも入り込み、フライトに必要な
電子機器や計器類を腐食させてしまうのです。
そうなると飛行機の寿命も短くなってしまうので、結果的にコストが
増えるので、航空運賃も高くなってしまう可能性がありますね。
そういったことを避けるためにも、飛行機内は
あえて湿度をかなり低めに設定してあるのです。
航空会社に「機内の湿度を上げてくれ」というのは無理な相談です。
自分自身で乾燥対策をしないといけないのです。
ではその方法を紹介していきますね。
飛行機の乾燥対策でのどを守るためには?
僕は最初にのどが乾燥でダメージを受け、痛くなってしまうので、
飛行機に乗る際は必ず「マスク」を着用しています。
[su_box title=”マスクの効果” style=”soft” box_color=”#026ec1″]マスクをすることで、自分の吐いた息(湿度が高い空気)が 外に逃げずに、マスク内で循環するため、のどが潤される状態を 維持することができます。[/su_box]
できればマスクは付けたときに隙間がなく、顔に
ぴったりフィットするタイプの立体マスクがおすすめです。
また、のどを潤すためには飴も効果的です。
普通の飴でも構いませんが、できれば痛みに効果のある
のど飴を持っていくのがよいでしょう。
それと、水分補給も欠かせません。飛行機内の乾燥は、
体から徐々に水分を奪っていきますので、30分おきくらいに
飲み物をとり、体内の水分量を減らさないように心がけましょう。
飛行機に乗る際は必ず水やジュースなどのペットボトルに入った
ドリンクを用意して、座席の前に置いておくとよいです。
飛行機の乾燥対策で肌を守るためには?
長時間のフライトではお肌も乾燥してピリピリして、突っ張ってきます。
有名な対策として、お肌にスプレー式の化粧水を振りかける、という方法が
ありますが、それだけではかえって逆効果になってしまう場合もあります。
なぜなら水分は蒸発する際に、周りの水分も一緒に奪ってしまうからです。
ですので化粧水を使った後には、忘れずに
保湿性の高いクリームや乳液を塗るようにしてください。
長時間のフライトの場合は、3時間おきのスキンケアをおすすめします。
また、唇も乾燥によってダメージを受けますので、
機内ではリップクリームをたっぷり塗るようにしましょう。
脂ののったお肉を食べた後みたいに、テカテカした状態に
なるくらい塗った方がいいです。
乾燥の度合いが半端じゃないですから、
いつもの倍塗るくらいでちょうどいいですよ(笑)
割れてしまっては大変ですからね。
肌と唇のケアをした後はマスクをつけることでより保湿力が高まります。
そして、目の周りにはアイマスクもつければ乾燥対策は完璧です。
まとめ
飛行機内での乾燥は自己対策するしかないようです。
機内の湿度をあげることは飛行機の劣化につながってしまうので、
航空会社に掛け合っても難しいでしょう。
必需品は、マスク、水分、化粧水、保湿クリーム、リップクリームです。
なんとか頑張って乾燥に打ち勝ちましょうね!