関東の梅雨明けはいつ?平年のデータと2016年の予想を発表

たまの雨の日ならばいいのですが、こうも毎日
じめじめした天気が続くと気分も滅入っちゃいますよね。
今年はいつになったら関東地方の梅雨が明けるのか?
ということを過去のデータも交えながら予想していきたいと思います。
関東の梅雨明けはいつ?
梅雨前線が関東付近から消え、曇りや雨が続く日から、
晴れた暑い天気に変わるころを「梅雨明け」と定義しています。
まず梅雨前線とは?ということを先に簡単に説明します。
[su_box title=”梅雨前線” style=”glass” box_color=”#0808c0″]前線とは南から来る暖かい空気と北から来る冷たい空気がぶつかる場所にできる線のことを言います。 梅雨の時期に出来る前線の一つで、日本上空に長期間滞在するものを梅雨前線と呼んでいます。[/su_box]
この梅雨前線を、日本の上から追い出してくれるのが太平洋高気圧です。
- 太平洋高気圧が強い年は梅雨明けが早くなり、
- 太平洋高気圧が弱い年は梅雨明けが遅くなります。
今年はどっちなの?というと、太平洋高気圧は関東付近では
弱いだろう、と予想されています。
今年の関東地方の梅雨明けはいつころになるのでしょうか?
平年のデータから見ていきましょう。
関東の梅雨明けの平年のデータを公開
65年分の関東地方の梅雨明け日のデータを見てみましょう。
[su_table]
| 1951年 | 7月18日ころ |
| 1952年 | 7月16日ころ |
| 1953年 | 7月24日ころ |
| 1954年 | 7月25日ころ |
| 1955年 | 7月9日ころ |
| 1956年 | 7月26日ころ |
| 1957年 | 7月28日ころ |
| 1958年 | 7月3日ころ |
| 1959年 | 7月6日ころ |
| 1960年 | 7月18日ころ |
| 1961年 | 7月3日ころ |
| 1962年 | 7月12日ころ |
| 1963年 | 7月24日ころ |
| 1964年 | 7月9日ころ |
| 1965年 | 7月27日ころ |
| 1966年 | 7月19日ころ |
| 1967年 | 7月9日ころ |
| 1968年 | 7月19日ころ |
| 1969年 | 7月14日ころ |
| 1970年 | 7月20日ころ |
| 1971年 | 7月29日ころ |
| 1972年 | 7月19日ころ |
| 1973年 | 7月5日ころ |
| 1974年 | 7月25日ころ |
| 1975年 | 7月15日ころ |
| 1976年 | 7月12日ころ |
| 1977年 | 7月21日ころ |
| 1978年 | 7月4日ころ |
| 1979年 | 7月24日ころ |
| 1980年 | 7月21日ころ |
| 1981年 | 7月28日ころ |
| 1982年 | 7月4日ころ |
| 1983年 | 7月26日ころ |
| 1984年 | 7月22日ころ |
| 1985年 | 7月15日ころ |
| 1986年 | 7月27日ころ |
| 1987年 | 7月13日ころ |
| 1988年 | 7月31日ころ |
| 1989年 | 7月19日ころ |
| 1990年 | 7月18日ころ |
| 1991年 | 7月23日ころ |
| 1992年 | 7月19日ころ |
| 1993年 | - |
| 1994年 | 7月12日ころ |
| 1995年 | 7月23日ころ |
| 1996年 | 7月11日ころ |
| 1997年 | 7月19日ころ |
| 1998年 | 8月2日ころ |
| 1999年 | 7月23日ころ |
| 2000年 | 7月16日ころ |
| 2001年 | 7月1日ころ |
| 2002年 | 7月20日ころ |
| 2003年 | 8月2日ころ |
| 2004年 | 7月13日ころ |
| 2005年 | 7月18日ころ |
| 2006年 | 7月30日ころ |
| 2007年 | 8月1日ころ |
| 2008年 | 7月19日ころ |
| 2009年 | 7月14日ころ |
| 2010年 | 7月17日ころ |
| 2011年 | 7月9日ころ |
| 2012年 | 7月29日ころ |
| 2013年 | 7月6日ころ |
| 2014年 | 7月21日ころ |
| 2015年 | 7月9日ころ |
[/su_table]
はい、ちょっと長めのデータですみません。
過去のデータを見ていると、
「梅雨明けは年々早くなってきているんじゃないか?」と思いません?
これは地球温暖化が少なからず影響していると考えられます。
温暖化により海水の温度が上昇。
その結果、赤道付近での積乱雲が発生し、高気圧を形成。
高気圧はチベット付近まで北上していき、さらに大きく成長していくと、
日本の上空にまではみ出してきます。
はみ出してきたチベット高気圧は、日本の南側から北上してくる
太平洋高気圧と合体し、強力な高気圧に変化。
その結果、日本では晴れた日が多くなり、気温も高く、
梅雨が明けるのが早くなっていくのです。
ちなみにどうして2003年度の部分が「-」になっているのかというと、
日本から梅雨前線が無くなることを確認できなかったからなんです。
梅雨前線が無くならないうちに、立秋を迎えてしまったため、
梅雨明け宣言は行われませんでた。
関東の梅雨明けの2016年度の予想は?
それでは、2016年度はいつ梅雨明けするのかということを予想します。
気象予報士によると、2016年度は昨年度よりも全体的に
暖かくなると言われています。
ということは、太平洋高気圧が強くなり、晴れた日が増える確率が
高くなることを意味していますが、今年の太平洋高気圧は偏西風の
影響により、関東付近まで北上することができないようです。
つまり、南の方の沖縄方面は晴れた日が多くなるのですが、
関東は曇った日が多いと予想されています。ですので、
梅雨明けは例年よりも少し遅くなるのではないかと思われます。
昨年度が7月9日ころということから考えると、
2016年度の関東地方の梅雨明けは
7月16日ころと予想されます。
まとめ
関東地方での梅雨明けの時期は、過去のデータと、
今年の天気予報から合わせて考えてみると、
7月16日ころと予想してみました。
―データ出典:気象庁―
タグ:天気
