玉ねぎ 淡路島と北海道の違いを紹介!味や価格、料理方法もチェック!

onion-647525_640

先日テレビで玉ねぎ特集がオンエアされていました。
それによると、淡路島産の玉ねぎは「甘い」んですって。

玉ねぎって言うと「切ったら目に染みるし、辛い」というイメージを
持っていた自分にとっては衝撃的なニュースでした。

そして、今まで自分が普段食べていたのは
北海道産の玉ねぎだ、ということもわかりました。

同じ玉ねぎなのにどうして淡路島と北海道で味に差があるのか?
味、価格や料理への使い方について解説していきます。

スポンサーリンク

玉ねぎは淡路島と北海道では違いがこんなにある!

日本の玉ねぎ生産量は北海道が1位
兵庫県(淡路島)は3位となっています。

北海道は土地が大きいからたくさん生産できるので、
生産量日本一というのもうなずけますね。

でっかいどー・・・なんちゃって^^;

まずは、淡路島の玉ねぎの特徴から説明していきます。

淡路島の玉ねぎの味や特徴は?

淡路島産の玉ねぎは「柔らかく甘みがある」のが特徴です。

糖度が高く、なんと!10度以上あるんですね。
糖度10度っていうとフルーツで例えるならスイカと同レベルです。

スイカは大好きなので夏になるとしょっちゅう食べてます。
これと同じくらい甘いなんて驚きです(゚Д゚;)

テレビでもタレントさんが畑から収穫したばかりの
玉ねぎを生で食べて「甘い!」って言ってました。

ではなぜ淡路島産の玉ねぎは糖度が高いのか?
といことについて説明します。

栽培期間が長い

まずは栽培期間の長さ。
通常はたまねぎを作るのには4か月かかるのですが、
6か月かけてじっくりと栽培しているんですね。
これで味が熟成されるのです。

品種改良で甘く

何度も交配、品種改良を繰り返してできたのが
甘いたまねぎ「もみじ3号」です。

病気や害虫に強く、貯蔵性が良い上に、苦みが少なくおいしい玉ねぎ。
「もみじ」とは、収穫した後で自然乾燥させると、
皮の色がもみじ色になることからつけられました。

玉ねぎ栽培に適した気候

淡路島は玉ねぎを植える時期と収穫する時期に、雨が少ない気候なので
作業性が良く、引き締まった玉ねぎが収穫されやすいのです。

乾燥・熟成で甘みアップ!

収穫した後に「玉ねぎ小屋」に吊るし、乾燥・熟成させること
でさらに甘みを高めています。

淡路島産の玉ねぎの価格は?

価格は10キロで3,000円~4,000円です。

スポンサーリンク

北海道の玉ねぎは?

北海道の玉ねぎは「堅くて辛みがある」のが特徴です。
ですので、地元の人たちは生で食べるということはしません。

それでは北海道産の玉ねぎについて詳しく解説していきますね。

北海道の品種は「スーパー北もみじ」が多い

北海道で最も多く生産されている玉ねぎは
「スーパー北もみじ」と言われている品種です。

貯蔵性に優れているので、収穫後長期間保存することが可能で、
10月に収穫し、出荷は4月まで続く長期にわたって販売可能な品種です。

料理に向いている品種

加熱するほど甘みが増していく成分を持っていて、
熱しても形が崩れにくい事から、料理には非常に相性が良いのが特徴です。

11月から4月までは国内の市場をほぼ独占し、冬場に作られるカレーライスに
入っている玉ねぎはほとんどが北海道産と考えて間違いないでしょう。

玉ねぎの辛さの原因は何?

辛みの原因は「硫化アリル」という成分です。
玉ねぎを切ると放出され、目に入るとしみて涙を引き起こします。

この辛味成分は玉ねぎ自身が害虫から身を守るために
発しているということが最近わかってきました。

害虫だけじゃなく、人間もやられてしまいます。
これが結構辛いんですよね。

硫化アリルは健康に良い!

硫化アリルはコレステロールの代謝を促進し、
血栓(けっせん)ができにくくする効果があります。

血栓は動脈硬化や高血圧、糖尿病の原因となるので、
血管の中には作らないようにしたいところです。

また、疲労回復精神安定にも効果が認められており、
豚肉や大豆と一緒にたべると予防につながると言われています。

北海道産の玉ねぎの価格は?

価格は10キロで2,000円程度です

玉ねぎ料理には淡路島、北海道のどっちがいい?

淡路島産、北海道産は味や特性が違うので、
当然、適している料理も違ってきます。

淡路島産の玉ねぎは甘みがあるのでサラダ、肉じゃがといった
甘みが必要な料理に使用するとよいでしょう。

ちなみに現地の人たちはどのような食べ方を
しているのかリサーチしてみました。
おいしい食べ方は産地の人に聞くのが一番ですからね。

人気があるメニューとして

  • 「玉ねぎバーガー」
  • 「玉ねぎつけ麺」
  • 「玉ねぎピザ」

などがありました。

どの料理も甘みの凝縮された玉ねぎを使用していて、
相性の良い食材を使用しているのでおいしいと評判です。

北海道産の玉ねぎは熱すると甘み成分が出てくるので、
焼き料理や炒め料理に向いています。

  • 「ビーフシチュー」
  • 「カレーライス」
  • 「オニオンスープ」

がおすすめですね。

まとめ

淡路島産と北海道産の玉ねぎは大きな違いがあることが分かりました。
柔らかくて甘みがあるのが淡路島産で、堅くて辛みがあるのが北海道産です。

それぞれに合う料理がありますので、食べ比べてみるのも面白いと思います。

スポンサーリンク

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ