定形外郵便とゆうパックの違い。料金を比較して安いのはどっち?

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品物を送る方法に「定形外郵便」と「ゆうパック」があります。

似たような感じですが、実は大きな違いがいくつもあるのです。
知っておくとより効果的に使いこなすことができます。

紹介していきましょう。この記事では、

  • 定形外郵便とゆうパックの違いって何?
  • 定形外郵便とゆうパックを比較して料金が安いのどっち?
  • 定形外より安いのはレターパックライト?

について解説しています。

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定形外郵便とゆうパックの違いは何?

ちょっとした衣類や小物、資料等を送るときによく使われるのが定形外郵便やゆうパックです。それぞれの違いを説明していきますね。

定形外郵便とは?

まず、定形外郵便はハガキや封筒と言った郵便物と同じジャンルに分けられます。名前の通り定形外なもの、つまり決まった形じゃない郵便物の事です。例えば、

  • ダンボール
  • 紙袋
  • ビニール袋

など、不定形な物を定形外郵便と呼びます。

ヤフーオークションで落札された商品を送る際に、ビニール袋に入れて送ることがあります。ビニール袋は、デパートで買い物をした時にもらえるちょっと厚手の物です。中に商品を入れて、口をガムテープで閉じます。そこに宛先を書いた紙をセロテープで貼り付けて送っています。

定形外郵便は驚くことに、品物そのものを包装しないで送ることも可能です。例えば、スリッパを送ろうとした場合、スリッパの裏側に宛先の住所を書けば送ることが可能なのです。まさに定形外ですね^^;

次に気になる大きさについて解説します。

定形外郵便は重さ何キロまで?

定形外通常郵便物は重さが4キロまでと決まっています。また、入れ物の縦、横、高さの合計が90センチ以内という規定があります。

段ボールや箱なら大きさを測ることができますが、紙袋やビニール袋はどこが縦でどこが横なのかわかりませんよね?こういう場合は、郵便局員が見た目で判断し、重さのみで料金が決まります。厳密に長さを測ること見たことがありません。

定形外郵便は補償が無い!

定形外郵便は補償がありません。

郵送の途中に何らかの事故で品物を紛失してしまっても、郵便局は補償はしてくれないんですね。大切なものを送る場合には相手にその旨、伝えておくようにしましょう。

定形外郵便は郵便受けに入れられます。玄関先までは持って行ってくれません。なので厚みがない品物を送るときは定形外郵便が便利です。入らない場合は、宅配ボックスに入れてもらうことができます。

定形外郵便はポスト投函が可能!切手も使える!

定形外郵便ははがきや封筒と同じ扱いなのでポストに投函することが可能です。ポスト投函の場合は「重さ」を自分で確認し(4キロ以下まで)切手が何円分必要なのか?を計算して貼る必要があります。以下の表を参考にしてください。

50g以内 120

ポストの口は厚さ3.4cm横幅24cmしかないので厚みのある物や大きい物は入れることができません。

郵送料に切手が使える!
定形外郵便は郵送料に切手を使えるのも知っておくとお得です。年賀状お年玉の切手シートが家にたまってませんか?定形外郵便を送る際に使ってしまいましょう!

※定形外は集荷に来てもらうことはできません。

ゆうパックとは?

ゆうパックは宅配便の一種になるので伝票の記入が必要です。伝票には、

  • 送り先の住所
  • 自分の住所
  • 配達希望日時
  • 品名

を記入します。

入れ物は、ゆうパック専用の段ボールや紙袋を郵便局で購入することが可能ですし、自分で用意してた入れ物を使って送ることもできます。

ゆうパックはコンビニから送ることもできる!

ゆうパックはコンビニから出すこともできるので便利です。仕事で早朝や夜しか時間が取れない場合におすすめです。ゆうパック取り扱いのコンビニは、

  • ローソン
  • ミニストップ
  • セイコーマート
  • ローソンストア100

です。

伝票はレジの店員さんに聞けばもらうことができます。事前に行ってもらってくるのもいいですし、もらってその場で記入するのもいいでしょう。

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ゆうパックで可能な重さや大きさは?

ゆうパックの重さ制限は30㎏までで、箱の大きさは縦横高さの合計が170㎝以内と決まっています。

定形外郵便に比べると、かなり大きなものまで送ることができます。

さらに、ゆうパックは郵便局の人に集荷に来てもらうことが可能です。大きい重い荷物の場合などは持っていくまでが大変ですよね。お願いすると集荷に来てもらえます。郵便局が忙しい場合や、対応していない場合もあるので近くの郵便局に確認してからにしましょう。

ゆうパックには補償が付く!

定形外郵便と違うのは「補償が付く」ところです。万が一、ゆうパックが届かなかったり紛失してしまった場合には最大30万円までの補償をしてくれます。送る際に「損害要償額」に記入した金額の範囲内で保証が可能です。

ゆうパックは届ける際に、玄関まで届けてくれて手渡しをしてくれるので「届く」という安心感は高いですね。

配達日時を指定できる!

ゆうパックの場合、配達の日時の指定が可能になります。「何日の何時に配達してください」という指定が無料で出来ます。

定形外郵便とゆうパック。料金を比較して安いのはどっち?

定形外郵便とゆうパック、どちらが安いのでしょうか?それぞれの料金の特徴をざっくりとまとめてみると、

定形外郵便の料金の特徴

・重さで料金が決まる
・日本全国一律料金

ゆうパックの料金の特徴

・大きさで料金が決まる
・送る地域によって料金が異なる

例・400gの衣類を札幌から東京に送る場合

定形外郵便・・・400円

ゆうぱっく・・・1,280円(80サイズの箱使用)

 

例・4㎏の金属製の小さな置物を札幌から東京に送る場合、

定形外郵便・・・1,180円

ゆうパック・・・1,070円(60サイズの箱使用)

となります。

 

どちらが安くなるのかは、送る品物によって変わってくることがわかります。

日本郵便が発表している定形外郵便とゆうパックの料金表はこちらから確認できます。

CEHCK!定形外郵便料金表

CHECK!ゆうパック料金表

送料は安い方が嬉しいのですが、高価な品物を送る際には補償が付いているゆうパックの方が安心感はありますね。

定形外郵便より安いのはレターパックライト?

郵便局が行っている配送サービスの一つに「レターパックライト」というのがあります。送料360円で日本全国どこでも送り届けてくれます。

専用の封筒があり、郵便局の窓口で購入できます↓

レターパックライト3

口を開けてみると厚みが結構あり、例えばA4サイズのレポート用紙なら100枚以上入れることが可能です。また、衣類でも綺麗にたためば入れることができます(薄手のものですね)↓

レターパックライト2

中に入れることができる物の制限は「高さ3㎝」「重さ4㎏」までとなっています。

レターパックライト1

レターパックのメリットは安いだけじゃなく「準速達扱い」という点です。一般の郵便よりも早く届けてくれるんですね。同じ料金で準速達なら利用してみてはいかがでしょうか?

※レターパックライトには補償は付いていません

最後に

定形外郵便とゆうパックの違いを紹介しました。補償が付いていたりいなかったり、集荷に来てくれたりくれなかったり、コンビニで出せたり出せなかったり。

それぞれの特性を生かして利用してみてくださいね。

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