熱中症対策の飲み物は麦茶がいい?最適な温度や作り方もチェック!

炎天下でのスポーツは大量の汗をかきます。

体から水分が減少すると血液の流れが悪くなり、熱中症になってしまう危険性があるので、こまめに水分を取ることが必要です。

なかでも「麦茶は夏場の飲み物として効果的」ということを聞いたことがあると思うのですが、実際はどうなのでしょうか?麦茶の持っている力を徹底検証していきたいと思います。

この記事では、

  • 熱中症対策の飲み物は麦茶がいい?
  • 熱中症対策の飲み物で最適な温度は?
  • 熱中症対策の飲み物で麦茶の作り方を紹介!

ということについて解説していきます。

スポンサーリンク

熱中症対策の飲み物は麦茶がいい?

熱中症を予防するためには水分の接種が必須です。その中でも栄養分があり、体への吸収が早く、効果的なものをぜひ飲みたいところですよね。

実際、麦茶が持つ効能はどうなのか?本当にいいのか?紹介していきます。

体温を下げる

麦茶は大麦から作られています。大麦をはじめとする麦類は体温を下げる効果があります。なので、ケガや筋肉痛など炎症が起きている場合などは熱を取り除く効果が期待できます。

夏場にスポーツをすると体温が上昇するので、体を冷やすには適している飲み物とも言えるでしょう。

ミニ情報
麦茶は大麦から作れています。ハトムギ茶はハトムギから作られているので、麦茶とは違うものです。

 

利尿作用が無いから体に保持されやすい

一般的なお茶にはカフェインが入っています。カフェインは利尿作用があるため、飲んだら体に長時間保持することができずすぐに尿となって排出されてしまいます。

麦茶にはカフェインが含まれていないため、飲んだ後体内に保持される特徴があります。

胃腸にも優しい

夏場の暑い炎天下では、体は疲労が蓄積していきます。もちろん、内臓にも疲労は溜まります。そんなときは少しでも胃腸に負担の少ない飲み物を飲みたいところです。

麦茶は胃腸に優しく、さらに胃の粘膜を保護してくれる作用があることが最近の研究によってわかってきています。

血行が良くなり疲労回復効果も

麦茶は独特のいい香りがしますね。これはアルキルピラジンという成分によるものです。アルキルピラジンは血液の流れを良くする作用があります。

実は熱中症の原因の一つに「体の血流が悪くなる」ことが挙げられています。血流が良くなるということは熱中症の予防にもなり、疲労回復効果も期待できますね。

ミネラル補給に効果的

汗をかくと、一緒に体内のナトリウムとカリウムが排出されてしまいます。これらはミネラルと呼ばれていて、生きていくうえで体に必要な成分です。なくなってしまうと体温の調節ができなくなり熱中症になってしまう危険性があります。

また、ナトリウムやカリウムは体内で生産することができないので、外部から摂取する必要があるのです。麦茶にはナトリウム、カリウムを始めカルシウムやリンといった体に必要なミネラルが含まれています。

安く作れる!

麦茶は自分でも簡単に作ることができます。自分で作ればお店で買うよりも安く作れるのが魅力です。安くしようと思えば1杯1円程度で作れちゃうエコドリンクです。

スポンサーリンク

熱中症対策の飲み物で最適な温度は?

飲み物の温度は冷たい方がいいのか、温かい方がいいのか、どちらも言い分があります。熱中症対策という面から見ると、飲み物は冷たい方がいいというのが結論です。

熱中症になると体温が上昇し続けてしまい、体の機能不全に陥るため「体温を下げる」ことが必須になります。体温を下げるためには冷たい飲み物の方が適している、というのが道理です。

では何度が理想的か?というと5℃~15℃の間といわれています。これはスポーツ医学から言われていることです。5℃というのは一般的な冷蔵庫の温度です。

冷蔵庫から出してすぐ飲める環境であればいいのですが、もし外に長時間水筒を置いてある場合は温くなってしまうので、対策が必要です。

[su_box title=”5℃の麦茶の作り方” box_color=”#2d2ef3″ title_color=”#eeeaea”]

1リットルの水筒に500mlの凍らせた麦茶を入れて、残り半分を常温の麦茶を入れます。この状態で氷が解け切ると5℃の麦茶ができあがる仕組みになっています。[/su_box]

麦茶の飲み方

一度にたくさん飲まないようにしましょう。一気にたくさん飲むと、体の水分吸収量の限界を超えてしまうのですべてが吸収されないからです。超えてしまったものは、吸収されずに排出されてしまいます。熱いからがぶ飲みしたい気持ちも十分わかるのですが、一度に飲む最大量は300mlまでにしておきましょう。

そして、できるだけこまめに水分を摂取するのがポイントです。

 

熱中症対策の飲み物で麦茶の作り方を紹介

せっかく作るならおいしい麦茶を飲ませてあげたいですよね。さて、麦茶パックの箱の裏側を見てみましょう。実はそこにおいしい麦茶の入れ方が書いてあります。なんて書いてあるのかというと、

  • 煮出し過ぎない
  • パックは取りだす
  • 祖熱をすぐ取る

です。

麦茶をおいしく飲むためには「煮出し」で作る方がいいとされています。水出しでも作れますが、煮出しの方がおいしくできます。なぜなら、麦茶は熱することで香りが出るんですね。麦茶独特の香ばしさが生まれます。この風味の麦茶の魅力の一つですね。

[su_box title=”おいしい麦茶の入れ方” box_color=”#04059c” title_color=”#eeeaea”]

やかんに水を入れて沸騰させたら麦茶のパックを入れます。時間は3~5分程度でいいでしょう。それから粗熱をすぐ取るために、やかんをボールに入れた水に浸します。これで温度を急激に下げるのです。

温度が下がって、素手でやかんを触れるくらいの温度になったら、麦茶パックを取り出します。あとは容器に移して冷蔵庫にいれたら出来上がりです。

[/su_box]

最後に

熱中症対策に麦茶はいいか?ということについて解説させていただきました。様々な有益な効果が認められることがわかりましたね。麦茶は熱中症に効果が期待できる飲み物と言えるでしょう。

自分で作れば買うよりもはるかに安く作れるので、ぜひチャレンジしてみてください。今年の夏はおいしい麦茶を楽しみましょう♪

スポンサーリンク

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ