防災セットで必要なものはコレ!体験談や相場(一人暮らし用)を詳しく解説!
震災はいつ起こるかわかりません。
実際に起きた時に対処できるよう日頃から防災の意識を持ち、防災セットを用意して置くことが大事です。
でも、震災にあったときに本当に必要な物って何なのか、よくわからないですよね。
この記事では、
- 防災セットで必要なものはコレ!:一人暮らし用
- 防災セットの体験談を実際に被災にあった人から紹介
- 防災セットの相場はいくらくらいなの?
について解説していきます。
防災セットで必要なものはコレ!:一人暮らし用
防災セットに要求されるのはただ一つ。それは、
3日間生き残ること。
都心部に大災害があった場合、ライフラインである水や電気、ガスは遮断されます。
政府は大災害があった場合に3日間で公的支援ができるようなシステムを作っていますので、自力でそれまで生き延びなければなりません。
3日間=72時間生き残るのに必要な物を紹介していきます。[su_note note_color=”#e8e1e8″]
底の厚い靴・・・大災害が起きた場合、ほとんどの建物の窓ガラスが割れて破片や金属片が道路に飛び散ります。家の中でも鏡や食器棚のガラスが割れてしまいます。足をケガをしてしまうと移動ができなくなりますので、安い物でいいので靴を一足用意しておくとよいでしょう。
水・・・成人男性は1日に2Lの水が必要です。3日間なら6L必要です。
充電器付き懐中電灯(手回し式)・・・夜に災害にあったことを考えて、懐中電灯は必需品です。手回し式なら、電池の心配もいりません。ラジオとスマホの充電器が付いているものがベターです。
笛、防犯ブザー・・・家が倒壊して外に出られなくなってしまった場合や、自分の存在を相手に伝えるために大きな音を出せるものがあると便利です。
芯を抜いたトイレットペーパー・・・芯を抜いて押しつぶせばトイレットペーパーはコンパクトになります。ティッシュはトイレの際だけじゃなく、何かと必要になります。
保温シート・・・保温性能が高いので床に敷くこともできるし、体に巻き付ければ毛布の代わりとなり温めてくれます。
保険証の写し、身分証明書・・・震災時に銀行に行ってお金をおろす際に身分証明書があればなんとかなります。
十得ナイフ・・・ナイフ、缶切り、はさみなどの機能があります。援助物資が来た時に、袋を開けたり缶詰を開けたりする際に必要になります。
軍手・・・落ちたガラスの破片や、壊れた家は非常に危なく、素手で触ると切ってしまうかもしれません。軍手を用意しておきましょう。
折り畳み式ウォータータンク・・・給水車が来た時に水を入れるために使います。最大で5L入るものもあります。
食料・・・乾パンや缶詰など、調理をする必要が無い物です。
紙皿、サランラップ・・・食べ物を載せるお皿です。サランラップを巻くと洗わずに何度も使用できます。サランラップはけがをした時の止血にも使えます。
常備薬・・・毎日飲んでいる薬があるのなら、必ず入れておくようにしましょう。薬がないと体は調子を崩してしまい、本当に苦しい目にあってしまいます。
その他・・・現金、ビニール袋、ガムテープ、ライター、包帯、絆創膏[/su_note]
上記の物が最低限必要な物です。
ただ、これ以外にも必要なものというのは人によってはあります。
自分にとって「これ以外にも必要」「なくてはならないもの」があれば用意しておきましょう。
防災セットの体験談を実際に被災にあった人から紹介
震災が起きた時に、どんな物が本当に必要になるのか?ということを知るためには、実際に体験した人のお話を聞くのが一番説得力があります。
被災に会った人たちの声を紹介しますので、参考にしてみてください。
[su_note note_color=”#e8e1e8″] 「水は必需品です。事前に井戸など、水を確保できる場所を何か所か見つけておくとよいと思いました。電気が使えなくなると、ほとんど何もできなくなります。ガソリンスタンドには長蛇の列ができていました。」[/su_note]
やはり水は欠かせません。1日2Lを目安に用意しておきましょう。
[su_note note_color=”#e8e1e8″]「地震の後は公衆電話が無料になりました。被害の少ない場所ではスーパーは営業していたので、ある程度の現金を用意しておくとよいと思いました。電池や食料品を買い込むとすぐにお金は無くなってしまいます。電気が止まっているときはATMも使用できず、お金をおろすことができません。注意してください。」 [/su_note]
現金は10,000円程度あれば3日間は過ごすことができます。防災セットに入れておきましょう。
[su_note note_color=”#e8e1e8″]「震災後にライフラインが止まってしまい、水の大切さがわかりました。水が無いとトイレを流すことができません。お風呂に水を溜めおきしておくべきだと思いました。生活用水は絶対に必要になります。」[/su_note]
震災がいつ起きても水に困らないように、日頃からお風呂に水をためておくといいですね。
[su_note note_color=”#e8e1e8″]「車があるのであれば、防災セットを車にも積んでおいた方がいいですね。もし、夜中に大地震が起きるとパジャマのまま走って非難する可能性が高いです。個人的に役に立ったのは安全靴です。瓦礫の山を歩くとき、釘を踏んでケガをするのを防止できました。倒壊した家の付近にはガラスや金属片が散乱していました。」[/su_note]
やはり靴は用意しておくべきです。慌てて飛び出しても大丈夫なように、車(別の場所)にも防災セットがあるといいでしょう。
[su_note note_color=”#e8e1e8″]「阪神大震災以降、ベランダにも底が厚めの靴を用意しています。食器棚の中には滑り止めシートを敷き、食器が飛び出すのを防いでいます。ガラスには「ガラス飛散防止シート」を貼った方が、破片が飛び散らずに片づけが楽になります。力尽きた時には大きな声を出すことができないので、防犯ブザーのように大きな音が出るものがあるといいです。」[/su_note]
靴の重要性がわかります。ガラスを踏んで足を怪我してしまうと、動けなくなってしまいます。できれば底が厚い靴を用意しておきましょう。
大きな音が出せる物もあると、発見してもらえる可能性が高まります。
防災セットの相場はいくらくらいなの?
前章で説明した、防災に必要なものがほとんど網羅されている防災セットの相場は、
10,000円~20,000円です。
買ったらすぐにでも使えるように中身もすべて入っています。
今、大手通販サイト「楽天」で販売されている中で一番人気があるのがこちらです↓
中身を見ていただくとわかりますが、非常に充実しています。
まさにこれは3日間生き抜くために作られた防災セットです。後はこれに自分にとって必要な物を加えていくようにしましょう。
最後に
防災セットで必要な物を紹介させていただきました。
実際に震災を体験した人の声を参考にしながら、自分にとって必要な物を加えて行ってください。
防災セットは玄関に置いておくと忘れずに持っていくことができます。
日頃から小さな地震が起きた時には防災セットを持ち出す練習をしておくとよいです。