さんまの内臓の取り方。寄生虫がいるの?食べられないよね
さんまのおいしい季節がやってきました。
脂がのったさんまは最高ですよね^^
自分でさんまを焼くなら内臓の処理をしなければなりませんん。ちょっと気持ち悪いですが・・・
この記事では、[su_note note_color=”#e8e1e8″]
- さんまの内臓の取り方を解説
- さんまの内臓には寄生虫がいるって本当?
- さんまの内臓は食べられないよね・・・[/su_note]
について解説していきます。
さんまの内臓の取り方を解説
さんまを焼く際に避けて通れないのが「内臓問題」です。
お店で食べる場合は内臓が取られているので問題ありませんが、自分で焼くなら何とかしなければなりません。
内臓を取らずに焼くと、さんまが苦く感じます。
上手に取り出していきましょう。
頭と内臓を取った方が生臭みが少なくなり、脂も落ち、火の通りも良くなります。
内臓は取り出し方を失敗すると、血まみれになってしまい、汚れてしまいます。
さんまの内臓をスムーズに取り出せるコツを紹介します。
[su_box title=”さんまの内臓を簡単取り出す方法” box_color=”#e6735b” title_color=”#ffffff”]
さんまのお腹をまな板に立てるように置きます。
頭の後ろ、胸びれの後ろから包丁を入れて、中骨を切るようにします。
「ガリッ」という音がするところまで切ります。
そこで包丁を固定し、さんまの体を後ろに引っ張って抜きます。
すると、頭に内臓部分がくっついたまま、綺麗に分離します。
この動画を参考にしてみてください。
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もしこの方法が失敗してしまったら、お腹を切り、内臓を手で取り出してください。スミマセン・・・
さんまは焼く前に洗っても全然問題ありませんので、内臓を取った後のお腹の中は水で綺麗に洗いましょう。
少しでも内臓が残っていると、焼いた後に苦みが出てしまいます。
もちろん、さんまの外側も水洗いできます。
洗う際は力を入れすぎず、優しく洗うようにしましょう。
洗った後は水分をしっかりと拭き取ることが大事です。キッチンペーパーを使って優しく抑えて水分を吸収してください。
ゴシゴシ拭き取ってしまうと皮がはげ落ちてしまうことがあります。
手が汚れるのが嫌な場合は調理用手袋を使用しましょう。
さんまの内臓には寄生虫がいるって本当?
さんまの内臓に寄生虫が住み着いているのは本当です。
中でも有名のなのが
- サンマヒジキムシ
- ラジノリンクス
- アニサキス
の3種類です。
この3匹は肉眼ではっきりと見える大きさですので、一目でわかります。
オエーですよね。ますます内臓が気持ち悪くなってしまいます。
もうちょっと詳しく解説します。[su_note note_color=”#e8e1e8″]
サンマヒジキムシ・・・さんまの体の表面や体内に寄生する。体長7cm。黒色で細長くヒジキに似ているからこの名前が付きました。寄生されたさんまにはサンマヒジキムシが出入りする穴が開いています。人間には寄生しないので衛生上の問題はありません。たまに購入したさんまから出てくることがあります。
ラジノリンクス・・・さんまの内臓に寄生します。体長2~3cm。オレンジ、赤色で細長く糸ミミズのように見えます。さんまを食べている最中に出てくることもあります。人間には寄生しません。
アニサキス・・・さんまの腸管に寄生します。体調1~3cm。渦巻のような形状で発見されることが多いです。生で食べると人間に感染することもあります。熱すると死滅するので感染しません。[/su_note]
さんまの内臓は食べられないよね・・・
さんまの内臓は臭いもあるし、見た目もグロいし苦いです。
嫌いな人にとっては食べられるものではありません。
「内臓には栄養分が豊富なんだぞ!酒のつまみにも最高だ!」
なんて言っている人もいますが、無理な人には無理なんですよね^^;
それに加えて内臓は腐敗するのが非常に速いので、新鮮なさんまならともかく、水揚げされてから数日経ったさんまでは傷んで腐りかけている場合もあります。
しかも、内臓の中にうろこが入っている場合もあります。
以上の事から「さんまの内臓は食べない方がいい」という説も最近は聞こえてきます。
最後に
さんまの内臓の取り出し方について説明させていただきました。
上手くできれば綺麗に取り出すことができます。内臓は苦いですし寄生虫がいることもありますので無理に食べる必要はありませんよ。
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