お通夜での香典の渡し方と金額の書き方。お金の入れ方まで
お通夜は突然やってきます。
準備は急ですので、忘れ物のないように。
香典は準備できましたか?
お通夜での香典の渡し方と、金額の書き方、
お金の入れ方までを解説していきます。
お通夜での香典の渡し方
お通夜に行くと、会場すぐ横に「受付」があります。
受付は長テーブル一つに二人の係が座っていることが多いです。
会場に入る前に、受付で香典を渡してください。
香典は喪主に直接渡すわけではありません。
香典を渡したら「香典返し」と「領収証」をもらいましょう。
知人から預かっている香典があれば、この時、
一緒に渡してください。
混雑している場合、
「香典返しと領収証は式の終わりに取りに来てください」
と言われることもありますので、忘れずに。
また、大きな斎場の場合、
一つのフロアで複数のお通夜を開催していることがあります。
この場合、受付がいくつもあるので間違ってしまう
恐れがありますから、気をつけましょう。
「○○家はこちらでよろしいでしょうか?」
と確認してから香典を渡すようにしてください。
実際に間違えてしまった人もいますからね(笑)
お通夜での香典の金額の書き方
お通夜での香典は、
渡す金額を記入することが必要です。
これは結婚式などのお祝いとは異なるマナーです。
どこに書くのかといえば、
香典袋の裏側の左下の部分です。
ここに数字で金額を書いてください。
「5,000円」
「10,000円」
といった具合です。
漢字より、数字のほうが見やすいですよ。
斎場によっては、金額を書いてない場合、
「おいくらか書いてください」と言われることもあります。
また、先ほども書きましたが領収証をもらうことができます。
これも結婚式のお祝いとは違うマナーですね。
受付で「領収証お願いします」と言えば書いてくれます。
[su_note note_color=”#f6d7f0″ radius=”9″]香典の領収証は「弔電代」として確定申告の際に経費として使用することができます。[/su_note]
お通夜の香典でのお金の入れ方
一般的に香典に使うお金(お札)は旧札がいいとされています。
新札はお通夜にはふさわしくないので、新札しかない場合は、
折り目を入れて、ちょっと旧札っぽく見せることがマナーです。
そして、お札はすべて向きをそろえて、
顔が印刷してある面を上にします。
そして袋の入り口側に顔の方をもってきてください。
ですが、最近ではそういったことを
気にしない人も増えてきているようです。
銀行ATMからお金を引き出した場合、新札であることが多く、
そのまま香典袋に入れてしまうんですね。
実際に喪主をされた方によると、
新札は結構な割合で入っているようです。
ですが、年配の人たちはそういったことを結構気にします。
あとからブツブツ言われないように、旧札を用意してください。
まとめ
それでは以上のことをまとめて復習してみましょう。
- お通夜の香典は、斎場についたら先に受付に渡す。
- 金額は封筒の裏側の左下に数字で書いておく。
- お金は旧札にして揃えていれる。
ということになりますね。
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