ウイスキーボンボンを食べて運転したら飲酒検問で捕まる?
アルコール入りのお菓子はいろいろありますね。
中でもバレンタインにもらう「ウィスキーボンボン」
個人的には大好きで、チョコの中で一番欲しいものです(笑)
何個も食べてると、体がほんのり暖かくなって、
ちょっと酔っ払ったような感じになるんだけど、
やっぱりお酒なの?アルコール度数はいくつ?食べた後に車の運転は大丈夫?
ウィスキーボンボンはお酒?
ウィスキーボンボンは「お酒」という位置づけなのでしょうか?
まずは原材料を見てみましょう。箱の裏側に書いてあります。
メーカーによって多少違いますが、このようになっています。
- 砂糖
- 全粉乳
- カカオマス
- ココアバター
- 水飴
- 香料
- 乳糖
- ウィスキー
一番下にウィスキーってしっかり書いてありますね。
ウィスキーはお酒です。
大麦を発酵させ蒸留した作ったもので、アルコール度数は35度~50度。
相当強烈なお酒なので、まともに飲んだら
あっという間に酔っ払ってベロベロになります。
でも、一般的なお酒に表記してある
- 「未成年者の飲酒は法律で禁じられています」
- 「お酒は二十歳になってから」
という文章は箱の裏側に書いてありません。
書いてあるのは「お子様やアルコールが弱い方はご遠慮ください」
または「お酒が入っていますので、運転時などはご遠慮ください」です。
ということは酒ではない?
次は「商品名」を見てみましょうか。
ほとんどのウィスキーボンボンの商品名には
「チョコレート」または「ボンボン」と
書いてあります。
チョコレートといえば完全に「お菓子」に分類されますね。
ではボンボンはどうなるのでしょうか?
[su_box title=”ボンボン” box_color=”#e07f3b”]チョコレートの殻で具(中身)を包んであるお菓子のこと。もともとはアーモンドを包んでいました。具はウィスキー、フルーツ、ナッツなどがあります(Wikipediaより)[/su_box]
なるほど、ボンボンもお菓子ということでした。
以上のことから考えると、ウィスキーボンボンはお酒ではなく、
お菓子である、ということになりますね。
ウィスキーボンボンはお酒ではない
ウィスキーボンボンのアルコール度数は?
では、ウィスキーボンボンの気になる
アルコール度数はいくらなのでしょう?
再び、箱の裏側を見てみましょう。
複数の商品を比較してみますね。
- A商品 2.2%
- B商品 2.0%
- C商品 2.6%
- D商品 3.2%
平均するとアルコール度数は2~3%となっています。
ウィスキーボンボンとひとくくりにしていますが、実はチョコの中に
入ってるお酒の種類は他にもあって、ウィスキー、ブランデー、
コアントロー、ワイン、ウォッカ、梅酒、泡盛など様々です。
ですが種類に関わらず、
アルコール度数はほぼ上記の範囲内に抑えられています。
本物のウィスキーのように何十%も入っていません。
ちなみに、飲み物の場合アルコール度数が1%を超えると、
「お酒」という定義になってます。
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アルコール入りのお菓子を食べて運転しても大丈夫?
では、アルコール入りのお菓子を食べて運転しても大丈夫なんでしょうか?
先に答えをいうとダメです。
なぜなら、実際にウィスキーボンボンを2個食べて運転して、
検問で酒気帯び運転で捕まった人がいるからです。
[su_box title=”酒気帯び運転” box_color=”#cc0d18″]減点13で、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が課せられます。[/su_box]
ですので「たかがお菓子なんだから」と甘く見てはいけません。
たしかにチョコレートは、甘いけど、警察は甘くないよ(笑)
酒気帯び運転はお酒を飲んでいなくても適用されるんです。
それがウィスキーボンボンであっても、奈良漬であっても、
呼気からアルコールが検出されれば「酒気帯び運転」になります。
逆に、食べたのになんの反応も出ない人もいます。
アルコールの分解能力が高い人と、低い人の差です。
いわゆる「お酒が強い人」と「お酒が弱い人」
お酒が強い人は、アルコール入りのお菓子を食べてもすぐに
分解してしまうので、体にアルコールはそれほど残りませんが、
お酒が弱い人は2個食べた程度でも、酒気帯び運転になってしまうのです。
お酒が強い人でも、実際にウィスキーボンボンで酒気帯びで捕まった人が
いるという事実があるので、運転前に食べるのはやめましょう。
まとめ
アルコール入りのお菓子は一応「お菓子」のカテゴリーに
入るのですが、アルコールも入っています。
おいしいんだけど、食べ過ぎてしまうと酔っちゃう。
車を運転する必要がある場合は控えてください。