あさりの砂抜き方法で簡単なのは?時間は?開かないものは食べられる?
あさりを料理に使うには「砂抜き」が必要です。
簡単に効率よくできる方法は?
砂抜きって時間はどれくらいかかるの?
やっても開かない貝を食べることはできるの?
ということについて解説していきます。
あさりの砂抜き方法で簡単なのは?
採ってきたあさりは中に砂を含んでいるので、
吐き出させる必要があります。
砂が入ったまま調理して食べてしまうと、
口の中で「ジャリっ」と嫌な感触がします。
砂抜きには次のものを用意してください。
- 網付きバット
- 塩(30g)
- 水(1000ml)
- あさり
- 新聞紙
それぞれの道具の使い方について説明していきます。
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網付きバット
「網付きバット」とは食器を洗ったときに入れる、
箱形の容器のことです。
金属製、プラスチック製があります。
バットの中に網(棚)はあるものを用意しましょう。
なぜかと言えば、あさりが砂を吐き出した後、
再び吸い込まないようにするためです。
網があれば、吐いた砂は網の下に落ちていくので、
あさりが再び砂を吸い込むことはありません。
網付きバットがない場合は「ボール」と「ざる」でも代用できます。
塩、水
塩はあさりを入れる水を海水と同じ塩分濃度にするために使います。
海水と同じ塩分濃度にすることで、あさりは
自分が今が海にいると勘違いを起こし、
口を開いて砂を吐き出しやすくなるのです。
海水の塩分濃度は3%といわれていますので、
用意する水1000mlに対し、塩30gがちょうどよく、
海とほぼ同じ環境を作り出すことができるのです。
さらに塩水の温度も、実際の海温に近い20度にします。
水かさは貝の上部すれすれ程度がのぞましいですね。
できれば、あさりを採ってきた海の海水を使うのが一番効果的。
ですので、あさりを採りに行く際には1リットルの空のペットボトルを
用意していき、海水を汲んでくるとよいでしょう。
あさり
採ってきたあさりを網の上に並べます。
この時、あさりが重ならないように並べることがポイントです。
新聞紙
あさりが砂を吐くときは「口」をにゅ~っと伸ばして、
勢いよく吐き出します。
まるで小さい水鉄砲みたいです。
新聞紙はバットの上にかぶせます。
周囲にあさりが吐いた砂や海水が飛び散らないようにするためです。
また、新聞紙を上からかぶせることで暗い環境を
作り出すことができるので、あさりは自分が砂の中にいる、
と勘違いを起こして砂を吐き出しやすくなります。
以上を実際に行っている動画がこちらになります。
あさりの砂抜きに時間はどれくらいかかる?
ではあさりの砂抜きにはどれくらい時間がかかるのか?
- 夏場では2~3時間
- 冬場では8~12時間
と言われています。
また、あさりは音に敏感だと言われているので、
砂抜きをしている最中に大きな音を立てたり、
振動を与えたりしてしまうと、びっくりして口を閉じてしまいます。
閉じてしまうと、開くまでにまた時間がかかりますので、
砂抜き中はできるだけ静かな場所においてあげましょう。
あさりの砂抜きで開かないものでも食べられる?
砂抜きをしても、口を開かない貝もあります。
(正確に言うと、ぱかっと開くわけではなく、隙間から口を出す)
口を開かない、ということはすでに死んでいると考えられます。
死んでいるあさりを食べてしまうと、食あたりをする危険性があります。
ですので、
砂抜きをしても口を開かないあさりは食べない方がいいでしょう。
また、調理をして口を開かない貝も同様ですので、
食べない方がいいですね。
まとめ
あさりの砂抜き方法でした。
上手に砂を抜くことができれば、あさりを
おいしく食べることができます。
ぜひトライしてみてくださいね♪
タグ:食べ物