おみくじの末吉って悪いの?意味は?木に結ぶとよくなるの?
お正月には初詣に行き、
一年を占うおみくじをひきます。
「大吉出ろー!!」と念じてみたものの、出たのは
「末吉」
末吉・・・微妙なところです。末吉って悪いの?
末吉の意味は?みんな結んでるように、木に結んできた方がいいの?
ということについて説明していきますね。
おみくじの末吉って悪いの?
おみくじには良いものから悪いものまで順番があります。
もちろん、一番いいのは大吉で、一番悪いのは大凶ですね。
では、順番はどうなっているのかというと上から、
- 大吉
- 中吉
- 小吉
- 吉
- 末吉
- 凶
- 大凶
となっています。
あ・・末吉って凶の一歩手前じゃないですか。
吉以下じゃないですか。危ないってことじゃないですか。
そうですね。
おみくじの紙に書いてある文章を読んでも、
あまりよろしいことが書いてありません。
例えば、
- 「暗いトンネルを歩いている状態」
- 「勝つとも損あり」
- 「にわかに事をなさんとすれば災いあり」
など、ちょっとネガティブなイメージを連想させることが書いてあります。
なので、一見悪いような気がしますが、実はそうでもないんですよ。
末吉の意味を説明していきますね。
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おみくじで末吉の意味は?
末吉の「末」とは「末広がり」とか「未来」を表しています。
つまり、今は幸運じゃなくても、
「未来には運が開けて良いことが起こりますよ」という意味があるんです。
「そうなの?よかった~」
ですよね。これで一安心ですね。
なので、実は悪い運勢ではないんです。
むしろ、これから運気がどんどん上昇していく、と考えてよいでしょう。
それに対して「大吉」は、一見素晴らしく見えますが、
実は今が最高の状態なので、これから少しずつ
運が低下していく可能性もあるんです。
なので、今の状態にあぐらをかいていると危険ですよ、
という警鐘が書いてある場合もあるようです。
おみくじで末吉は木に結ぶといいの?
おみくじを引いたあと、周りを見回してみると、
木の枝にたくさん結び付けられてますね?
これはどういう意味があるのでしょうか?
実は、これは引いたおみくじが悪かった時にする作法なんです。
結び方があり、
「自分の利き手じゃない方の手を使って木の枝に結ぶ」
のがよいとされています。
これは、かなり難しそうですよね。
実は、この困難なことを達成することで、悪い運勢を
吉に転じさせようとする、修行的な発想からうまれた作法なんですね。
また、悪い結果を家に持ち帰らないように、神様に清めてもらう、
という考え方もあるようです。
さらに、悪いおみくじを結ぶ木も決まっていて、
「杉」がよいと言われています。
悪いことが「過ぎ」るようにということにかけているんですね。
さて、では「末吉」は木に結んだほうが良いのでしょうか?
実は、木に結ぶのは基本的には「凶」や「大凶」のみです。
末吉はこれから良くなっていきますよ、という意味がありますので、
結ばずに家に持ち帰って大丈夫ですよ。
大事にお守り代わりにしてください。きっとこれから良いことが起こります。
まとめ
おみくじを引くのはワクワクドキドキして樂しいですね。
「何が出るかな~」とテンション上がります。
でも。
あくまでもおみくじは「くじ」です。
それで自分の人生が全て決まってしまうわけではありません。
なので、良かったら信じればいいし、
悪かったらさらっとスルーしちゃいましょう。
新年が良い一年になりますように♪
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