お腹が気持ち悪くて吐き気がする原因は何?対処法はあるの?
お腹が急に差し込んできて、気持ち悪い・・・
吐き気もしてきた。
この原因はなんだろう?
考えられる様々な原因と、その対処法を説明していきます。
お腹が気持ち悪くて吐き気がする原因は何?
吐き気は自律神経の副交感神経が刺激を受けることで起こります。
副交感神経から脳内の嘔吐中枢に刺激が伝わり、吐き気が起こるのです。
吐き気は体に生じる異変を排除しようとする
防衛反応であると言われています。
では、具体的にどのようなものがお腹が気持ち悪くなり、
吐き気の原因となるのか解説していきます。
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感染性胃腸炎
典型的な症状として、吐き気、下痢、
おへその周囲や下腹部の痛み、発熱が起こります。
感染性胃腸炎は「細菌性」のものと「ウイルス性」の物に分けられます。
細菌性は食べ物が原因である可能性が強く、例えば、
お刺身・かき・塩辛などといった、生ものが原因になることがあります。
ウイルス性は、風邪のウイルスが消化器官に入ったことが
原因で起こり、お腹の風邪とも言われています。
神経性胃炎
胃もたれや胃の痛みが週に何度かある場合は
神経性胃炎が疑われます。
長期間のストレスや不規則な食生活、睡眠不足が
原因と言われていて、吐き気・胃痛・胸やけ・
お腹が張った感じになります。
ダイエットによるビタミン不足
女性に多いのですが、ダイエットを頑張りすぎるあまり、
本来体に必要な栄養、ビタミンが不足することがあります。
特にミネラル、カルシウム、塩分が不足すると
気持ち悪くなり、吐き気を生じることがあります。
サプリでもいいので、バランスよく栄養分を摂取しましょう。
また、ヨーグルトを毎朝食べるのも効果的です。
ノロウイルスにかかった
ノロウイルスは貝などの食品から感染することが多く、
また、感染者の吐しゃ物を手で触ることで経口感染することも
あり、腹痛・嘔吐・下痢の症状を引き起こします。
子供から感染する例も多いです。
ノロウイルスの吐き気は強烈で何度も嘔吐を繰り返し、
食事もまともにできないような症状になります。
十二指腸潰瘍
十二指腸潰瘍とは、自身の胃液によって十二指腸が
溶かされてしまい、傷がついてしまう症状です。
本来は十二指腸の表面は粘液によって守られているのですが、
そのバランスが崩れてしまうことによって起こります。
みぞおちの上の方が痛んだり、お腹の不快感、吐き気が生じます。
腸閉塞
消化器官は口からお尻まで一本の管でつながっています。
腸閉塞とは腸が詰まってしまう症状で、
食べたものが出ていく事が出来ません。
そのため、お腹が張って気持ち悪くなり、
吐き気(下から出ないので上に行く)も生じます。
運動不足
人間の体にはある程度の運動が必要です。
運動不足が続くと、体の免疫力の低下がおこります。
運動をすることで足の裏が刺激され、
それが胃腸に伝わり、活性化させます。
ウォーキングやジョギングをして汗をかくことで、
体が元気になってきます。
熱中症(熱射病)
高温の環境下で激しい運動を行うと、運動によって
生じた熱が体から外に発散することができず、
体温の上昇につながります。
それは脳の温度上昇にもつながり、
体温の調節機能に障害が発生します。
これが熱射病で、吐き気・言動がおかしくなると
いった症状がおこります。
お腹が気持ち悪くて吐き気がする時の対処法は?
お腹が気持ち悪い時に無理に食べるのは良くありません。
胃腸が敏感になっている状態なので、刺激を与えないようにしましょう。
特に、お肉や、ラーメン、カレーなどの脂っこい物、
消化に時間がかかりそうなものは厳禁です。
食事を控えることでお腹(内臓)が消化するために
使っている力を、自身の修復に使ってもらうことができます。
ただ、水分は摂取するようにしましょう。吐き気がひどくなって、
実際に吐いてしまった場合は、体が水分不足に陥ってしまいます。
水でもいいのですが、体に必要な栄養分が含まれている
ポカリスウェットなどのスポーツドリンクがいいでしょう。
飲み物もコーヒー、お茶、お酒、炭酸飲料などの
刺激が強いものは控えるようにしてください。
まとめ
お腹が気持ち悪い時は、様々な原因がありました。
本当に苦しくて吐き気が止まらない時は、すぐに
病院に行くようにしてくださいね。
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