風邪にりんごは効果あるの?医者要らずって本当?栄養成分は?
風邪を引いてしまった時、りんごを食べると早く治る・・
小さいころ、親にそう聞かされましたが本当に効果があるのでしょうか?
医者要らずって言われてるけど、その由来は?
りんごの栄養成分は?解説していきますね。
風邪にリンゴは効果あるの?
りんごが風邪に良いと言われているのはいくつか理由があります。
まず、風邪を引いた時に摂取しなければならないと言われているのが
「ビタミンC」ですね。
これはもう誰もが知っていることだと思います。
ビタミンCは白血球の働きを活性化させる力があると言われています。
白血球は風邪ウイルスと戦うものだから、活性化すれば早く風邪が治ります。
りんごはこのビタミンCの吸収を促進する働きがあるのです。
実験でりんごを食べることで体内のビタミンCが増加することは
確認されているようです。
また、りんごには体を温める効果があります。
一般的に果物は体を冷やすイメージが有りますが、りんごは
逆で体を温めてくれるんですね。
これが風邪を引いた時にりんごが良いと言われる理由の一つです。
更に、りんごの成分であるペクチンが粘膜を保護してくれて、
リンゴ酸が炎症を抑えてくれます。
できれば、すりおろしたりんごが良いと思われます。
風邪を引いている時は胃腸も弱っているので、胃に優しい
すりおろした状態で摂取したほうがよいでしょう。
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りんごは医者要らずって本当?
「一日りんご一個で医者要らず」
これは昔から伝わるイギリスのことわざです。
りんごはとても美味しいですが、さすがにりんごだけの生活はできませんね。
逆に栄養失調になってしまいますので、バランスの良い食生活が必要です。
さて、この気になることわざですが、実際に実験で調べたチームがあります。
それはイギリスのオックスフォード大学の研究者たち。
りんごの効能がどれくらいあるのかを、一般的な薬と比較実験をしたのです。
気になる結果は、薬に比べてそれほど変わらない効果が得られました。
ただ、薬には副作用という面があるので、りんごの方が
より体に優しく、メリットが有る、という結論に至ったようです。
りんごの栄養成分は?
具体的にりんごの栄養成分はどうなっているのでしょうか?
りんごに含まれるものは、
クエン酸、リンゴ酸、カリウム、ペクチン、セルロースなどです。
これらの有機酸は、胃腸への負担が少なく殺菌効果を持っています。
疲労の原因である乳酸を減少させる力もあるので、
腰痛や肩こりにも効くと言われています。
さらには、コレステロールを体外へ排出し、
大腸がんを防ぐ効果もあるようです。
まとめ
りんごが風邪に良いとされているのは、ちゃんとした理由がありました。
昔の人はそういったことを経験的に知っていたんですね。すごいです。
でも、風邪を引かないに越したことはないので、うがい手洗いなどの
予防を日頃からしっかりしておきましょうね。