市役所と区役所の違いって何?給料や仕事内容に差はあるの?

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国民健康保険の納付手続書が来ました。

差出人は近くの区役所です。

あれ?どうして市役所じゃないんだろう。

そもそも、この二つの違いはなんなのでしょう?

様々な面から市役所と区役所の違いについて解説していきます。

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市役所と区役所の違いって何?

基本的な仕事内容は市役所も区役所も同じです。

住民票、婚姻届け、転入届、転出届といった一般的な

手続きがどちらでも可能となっています。

 

ではどうして名前を使い分けているの?というと、

その市の大きさが関係しているのです。

人口が50万人以下の都市では区役所は存在しません。

市役所のみとなっています。

 

市の人口が50万人を超えると国から政令指定都市に指定されます。

人口が増えすぎると、市役所一つでは対応できなくなってきますから、

政令指定都市は各区に区役所を設置することが義務付けられています。

 

ですので、区役所があるのは政令指定都市のみで、

区役所は市役所と同じ仕事をこなしているのです。

日本の政令指定都市は現在、以下の20都市あります。

政令指定都市

 

また、東京都の場合は23区に別れていて、

それぞれの区に区役所が存在しています。

他の政令指定都市とは違い、それぞれの区は特別区と呼ばれています。

何が特別なのかというと、市と同等の権限を与えられている、という点です。

 

さきほどの区役所はどちらかと言えば、

市役所の支店のような位置づけでした。

それに対して、特別区にあるのは区役所でありながら、

市役所と同じ権力があるのですね。

 

ですので区が独立して行政を行っています

例えば、市には市議会、市長がいるのと同様に、特別区にも

区議会、区長がいて区民による選挙があるのです。

また、特別区では独自の条例を定めることも可能です。

 

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市役所と区役所の給料の差は?

では、市役所と区役所では給料にどれほどの差があるのか

気になりますよね?なんとなく、大きい市の方が高い給料なのかな?

いくらくらいなのかな?

 

実は公務員の給料は各都市の財務状況に影響されます。

2013年度のデータを見てみると、一番給与が高いのが

浦安市(千葉県)で478,904円

一番安いのが、

青ヶ島村(東京都)で229,208円

となっており、倍以上の差があるわけです。

 

また、政令指定都市では市役所と区役所で給料に差があるのではなく

仕事内容によって給料に差が出てきます。

例えば札幌市(政令指定都市)の場合、

高いのは医師職で、その次は教育職、消防職、行政職の順になっています。

 

総務省が発表している全国の公務員の平均給与はこちらです。

平均給与

これを見ると、政令指定都市が330,006円と一番高く、

次いで普通の市役所、それから特別区、そして町村という

順番になっています。

 

実際の給料には上記に加えて「手当」が付加されます。

手当は各都市によって異なり、裕福な都市では多めの手当てが付き、

経済状況がよろしくない都市では手当は低くなっています。

 

ですので、気になる都市の給料を知りたい場合は、

「○○市+給料」

で検索してみると、データが出てきますので、参考にしてくださいね。

 

市役所と区役所の仕事内容はどこが違う?

政令指定都市の区役所は市役所の下請け的な立場にいます。

予算を市からもらっているという点でもそのことがうかがえますね。

 

区役所の主な仕事は、住民票の写し、印鑑証明、国民年金、

国民健康保険の申請などで、市民が生活していくのに

必要なサービスを提供しています。

対して市役所は、観光、建築、水道、教育、商工

といったことをメインにしています。

 

これらの事から、

  • 地域の住民に密着しているのが区役所
  • 市全体に関する大きな仕事を請け負っているのが市役所

と考えてよいでしょう。

 

小区役所制と大区役所制の違いは?

政令指定都市に設置されている区役所は2種類あります。

  • 小区役所制
  • 大区役所制

です。

 

小区役所は戸籍や年金、住民票と言った窓口業務のみを行っています。

大区役所制では、それらに加えて、保険、建築などの業務も行っています。

単純に考えて、大区役所制の市は権限が強いということができますね。

 

まとめ

市役所と区役所の違いは基本的にはありませんが、

政令指定都市や特別区では異なってきます。

大きい都市ほど、区の力が強く、さまざまなことを

決定できる権力を持っています。

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